ご利用規約プライバシーポリシー運営会社お問い合わせサイトマップRSS

[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

< 次の記事 | 前の記事 >

タバコ騒動から・・・

このエントリーをはてなブックマークに追加

照明家と、6月の「照明講座」について打ち合わせ。
ファミレスにつくと、私のほうが先立った。
メールで「喫煙席、禁煙席、どっち?」
こたえは「喫煙」
中国人の店員さんに「2人、になります。」
(これは、意味が通じなかったらしい)
というわけで、煙のトンネルをくぐり
窓際の席へ案内される。
後ろの禁煙席は景色が悪いではないか。
非喫煙者としては、解せない。

昨日、仙台の高校生がタバコを万引きした
という記事があった。
taspoの導入で、未成年はかなり厳密に
購入を規制されることになったようだ。
欲しいものが手に入らないと万引きする・・・か。
しかし、これくらいの事件では、最近驚かなくなってしまった。
せっかくの発案がもっと悪い方向へ転んでしまって
ここまで予想はしなくはなかったかもしれないけど
いやはや・・・・これから急増しそうで恐ろしい。

自分の昔を思い出すと、
タバコというものに、多少の憧れを抱き
買っては見たものの、1箱230円(当時)というのは、
御飯も食べられない私にとっては拷問に等しく
癖になる前に、買えなかった。
友達で、私に負けず劣らず貧乏だった男性Aは
ヘビースモーカーだったが、
お金がなくなってはタバコ代を、パチンコに行って稼いでいた。

そう、そういう方向に知恵を働かせるんだよ、普通は。
わたしだって、子どものころ380円のドラえもんの漫画が欲しいときは
靴を洗ったり、磨いたりして50円もらい、それをためて買っていた。
家族のものだけでは足らず
近所の人の靴まで集めていた。
本屋に行って盗んでこよう、なんていう発想は全くなかった。
そのうち、靴磨きでは足りなくなり、
クリーニングに出していた父のワイシャツを洗濯し、
私がアイロンをかけることで1枚50円。
さらに、高校生になると、ドラえもんはさすがに飽きていたが
東京に芝居を観にいくお金がほしく
(高額なミュージカルばかりみていた)
時給500円のバイトを始め(1日2時間だったので1000円)
学校では友達の理科のレポートを書いて1回50円。
土日も自分のレポートを含め3~4人分書く。
そんなこんなで、ずっと働いていた。
それが非常に面白かった。
(ちなみに、小学生のころのお小遣いは月に200円。
中学高校時代はなかったが、たまに、北海道の祖母が
お札を送ってくれていた。)

実に、よく働いていたなあ!
こんなに働いてきたのに、
いま、こんなにも貯金のない生活になるとは露ほどにも思わんかった、
ハハハ!

いま、仕事や稽古をしていて休憩があまり必要ないのは、
たぶん、タバコを吸わない性だと思う。
タバコを吸う方はすぐに休憩時間が必要になる(という方が多い)。
吸わない人間は、休憩時間を与えられてもやることがないので、
じゃあ、作業すっか!
ということに。
損をしているのか、得をしているのか、微妙なところだが
やはり、吸ってなくてよかった。

タバコを盗んだ高校生よ
欲しかったら、タバコ屋のおばあちゃんの肩でも揉んで
お駄賃にもらいなさいよ。
おっと、未成年だった・・・・!
あぶにゃぁ、あぶにゃぁ。

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2008-05-14 09:09

[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

< 次の記事 | 前の記事 >

ゆたりブログ



「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)