通し稽古、4回目。
先日から助手として詩織ちゃんが来てくれているので、
小道具のチェック、バミリなど、
もろもろ私の行き届かないところを任せている。
今日はスタッフも三人集まった。
いつもは私一人対メンバー16人なので、
心細いが、こうやって揃うと、何とも頼もしい。
で、小道具のチェックをしていた詩織が
「あの、箒と塵取ってありますか。」
あ・・・やばい。
廃校になった小学校で稽古をしているため
掃除用具の仮小道具を使っているうちに、
なじみすぎてしまっていた。
はやく、探さなければ。
小道具の難しいところは
新品を買ったのでは様にならないところだ。
ある程度、使い込んだ感じを出さなければ、舞台の上で浮いてしまう。
衣裳にしても同じ事。
前にドラマで「火垂の墓」をみたとき、
主人公が新品のシャツを着ていて、興ざめしたが
今回なら、たとえばホームレスのボロ着なんかは
汚しの入れ方が結構難しく、1日で作ろうとしてもうまく行かない。
何日かかけて、煮たり干したり(?)しながらクタクタにしてゆくのである。
はて、どうしよう、箒と塵取。
程よく汚い、昭和の掃除用具、募集します。
Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2008-03-29 00:12
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