芸術見本市のブースプレゼンテーションが今日から始まった。
朝から搬入と設営。
なにか目立つ方法はないものかとメンバーのA氏を中心に考え
次回公演「さくら」のポスターを中心に
みんなの高校時代の写真をちりばめたディスプレーに。
私も映像を流すため、わが家からテレビとビデオデッキを持ち込んだ。
周りのブースはPCを使って、または大型の液晶テレビで
クリアな映像をスマートに流しているなか、うちだけは後が大きく出っ張った
12インチのレトロ感たっぷりな画面で
旗揚げ公演の模様を流す。
ホホホ、ある意味、目立つかもね。
この芸術見本市は、世界各国から素晴らしい団体が参加しているにもかかわらず
一般の方の目に触れにくいのがもったいないところ。
まず、場所が奥まったところにあり、
(恵比寿ガーデンプレイスの中だというのに)
通りすがりの人が立ち寄れるような気安さがない。
そして、入場料金があまりに高いので
人脈つくりなど、かなりはっきりした目的を持った人でないと
入ってみようという気にはならない。
これだけの準備に、事務局の方たちも大変な作業をなさっているだろうに、
もったいなくてたまらない。
まあ、そんなこといったって、始まらないけど。
うちのブースはメンバーが時間交代で受け持つことになっている。
この写真は、今年度からかんじゅくざに参加なさっている和子様(左)と
今回の見本市で通訳として大活躍しているゆみこ女史。
携帯のカメラで撮った。
本当は全員集合して撮りたかったが
交代なので仕方がない。
せめて午前メンバーの写真も撮ればよかった。
16時までブースを開き、皆さん帰られた後
ダンスのパフォーマンスを観る。
1つは一度観たいと思っていた、黒沢美香さんのステージ。
「真っ赤な太陽」にあわせてジリッ、ジリッ、と動く姿は
女の私が見てもセクシーだ。
海外からも参加者がいる、このようなステージだと
言葉を使う演劇よりも、このようなダンスのほうが力強く感じる。
もうひとつは、スウェーデンから参加しているダンスカンパニーによる
ダンスの短編映像。
両方とも、「こういうのをもっと早く観たかった!」
と思わせる素晴らしいものだった。
ダンスというと、私はすぐに、クラシックバレエに夢中だった姉を思い出す。
大成しなかったが、今思うと、彼女の踊りは
非常に硬くて、技術ばかりを追いかけていたように思う。
当時の彼女はたしかに若かったけど、
もし、違う先生についていたら、
もっと違うダンス人生になっていたのではないだろうか。
テレビでバレエや、フィギアスケートを観ても
まだ10代の選手がとても豊かな表現をすることがある。
もって生まれた感性だけだとは思えない。
どんな指導を受けて、どんな訓練をつんできたんだろうと、
うらやましくなるような表現を今日も目の当たりにした。
ダンスの短編映像、最後の男女3人のドラマ仕立てのパフォーマンスに
ちょっと目頭が熱くなった。
やられた・・・・・
刺激が強かったので、家に帰ってテレビがないことに気がついたときは
正直ほっとした。
今夜は静かに寝ましょう・・・
じゃなくて、確定申告の計算をしましょう!
ひえ~~~~~~~~~!!
by 鯨エマ|2008-03-06 22:10
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