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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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マイ お茶碗

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歌のレッスンで久我山に行くと
駅のそばにお茶碗やさんをみつけた。
もちろん、お茶碗だけでなく、
他の陶器も売っているのだけれど、
印象としては「お茶碗やさん」だ。
久しく食器を買っていないとおもったので、
こういう機会にみてみようかと中へ。

子どものころ、私自身は陶器にはまったく興味がなかったが、
親と、隣に住んでいたS夫妻が大の食器好きだったので
なんとなく、わが家には食器があふれていた。
あのとんでもない量の食器を
引越しのときにどうしてしまったのか、
まったく憶えていないが、
やはり、毎日使うもの、愛着がわくものを、
なぜ、処分できたのか、
仕方がないとは言え、当時の私たちがしんじられない。
逃げるような引越しで、食器なんかに
かまってはいられなかったのだろう。
引っ越さなければ
断ち切れないものがあった。
そして、食器なんか持ち運んでいたら、
いつまでたっても過去にがんじがらめになっていただろう。

一人暮らしをはじめた15年前、
食器は数個だった。
それから、同居、同棲、と同時に徐々に増え
時には、芝居の小道具になったりしながら
壊れ、買い足し、もらい、と繰り返して
今、うちの食器棚にあるものは
比較的浅い付き合いのものばかりだ。

さて、本日のお買い物、お茶碗。

春を感じさせる絵柄と、ほんわかとした白。
店の人が丁寧に使う前の準備を教えてくれた。
米のとぎ汁で、湯がくのだそうだ。
そうすると、土臭さが消えるとか。
まさか、その場でコンロがないんです、とはいえず、
「やってみます」とにこやかに。

たまにはちょっといいものを買う。
作った人の心をかんじる。
御飯を食べるときの気持ちが変わる。
そして・・・
わが家のほかの食器たちがダサく見えてくる。
やはり、100キンは、それなり。

そうだ、お釜で湯がいてみよう!
米を研いで、とぎ汁を残し、米だけ取り出すのは難しそうだ。
でも、これでホントの御飯茶碗に昇格さ!

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Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2008-02-07 15:03

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