本年、海千山千の演目は2003年に上演した芝居のリメイク。
夏にまた医療ものをやる。
で、原作者である米山先生の書物を
以前読んだ資料&新たな著作物と捜し求める。
普段、「なにか、資料がないかなあ~」と思って
探すときには図書館は最適だが
「この本がほしい!」と、具体的に獲物が決まっているときは
図書館はけっこうイライラさせられる。
カウンターの女子に聞いても
「端末でお調べ下さい」
本当に司書も怠慢になってしまった。
シブシブ、人差し指だけのズイズイずっころばしで
端末をパチパチ・・・・
「貸し出し中」とか「この図書館にはない」「予約待ち」
などなどなど、はずれが多い。
しかも、図書館は夜中やってない!
これはどうしようもないっす。
で、このアナログ鯨が昨年から便利に利用しているのが
ネット購入。
いままで各社使わせていただいたが、
留守がちな私にうれしいのが
近所のコンビニで受け取れる、というサービス。
今回は初めてブックオフを利用。
目当ての本と関連本ふくめ、7冊、すべて半額以下。
古本を扱う中では一番品揃えがいいかもしれない。
しかも1500円以上で送料無料ですっ!
ここで、ふと・・・私、ホントに損な性格だなあ・・・
近所の小さな本屋さんで、レジにちょこんと座って
暇している、お爺さんを思い出してしまった。
こうやって、ネットとコンビニで本を安く買える。
街の本屋はつぶれてゆく。
そんなことを考えると手放しでは喜べない。
仕方ないじゃん!・・・ああ、せめぎあい。
この、何かにつけて手放しで喜べない性格は、
またまた少女時代にさかのぼる。
ご馳走を食べようとする、
プレゼントをいただく、
子どもだから、わあっ!っと歓声を上げる。
すると、横から二人の母親(母と姉)が一言、
「地球の裏側には御飯も食べられない子どもが
たくさんいるのを忘れなさんな。」
この「地球の裏側」発言を繰り返し聞いて育った結果が
この私。
自分がもしも、子どもを生むことがあったら
もっと別の方法で、地球の裏側のことを教えたいと思う。
本屋さん、ごめんね。
私がお金持ちになったら、買いに行くからね。
それまで元気で生きててね。
そして、米山先生、半額で買ってます、ごめんなさい。
さあ、読むぞ!
by 鯨エマ|2008-02-02 10:10
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