助成金申請のための面接で銀座へ。
「今後の展望」を聞かれて
ガンガン喋っているうちにあっという間に
40分過ぎていた。
帰りに銀座通りをあるいた。
ITOYAには、クリスマスカードがぎっしり並んでいる。
5階に行くと、スケジュール帳がならんでいて
みんな、中を丹念に見比べながら買っていた。
レジはすごい行列で
それを見ただけで私は買う気もうせてしまったくらいだ。
1年のスケジュール帳。
あと1年、自分の命があるかどうか、なんて
考える必要がない人が買うもの。
さらにあるくと、山野楽器。
ドリカムの新しいCDが店頭で発売されている。
吉田美和さんの歌声も切なくひびくけど、
私は石川セリさんのCDを買った。
悲しいときは悲しい曲を。
タイトルは「死んだ男の残したものは」
名曲とはなんぞや。
1960年の歌に慰められる。
地下鉄に乗ろうとしたら
すぐよこに、人手あふれかえったキムラヤ。
安くはないパンを買い求める人たち。
食べる・・・という基本的なことを
どれだけの人が意識的にしているだろう。
食べるということは、
まだまだ生きるぞ、ということ。
地下鉄に乗り曙橋へ。
ギター教室の看板がむなしく、そこにあった。
ここで先生と話したいろんなことを
忘れかけていたのに、
先生が亡くなったものだから、
どうしようもなく思い出される。
夜は久しぶりに介助の仕事へいく。
瞬間、先生のことをわすれて仕事をしている。
その帰路で、喫茶店でコーヒーを飲みながらまた思い出す。
時間はこうして過ぎてしまう。
もっと、イロイロなことに
しっかりと向き合って生きてゆきたいのに
そう、思っていることさえ
忘れるときがある。
明日は先生のお葬式。
船橋に8時半。
早く寝なければ。
なにいってんだよ、あたしは。
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by 鯨エマ|2007-12-12 10:10
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