夕べ作ってきたカレーは鍋が大きすぎて
自転車で運ぶことができず
今日は劇場まで歩いていった。
そのまえに、宅配所へよってメール便をとりにいく。
父からだ。
今回の本を書くに当たっては、父との手紙のやり取りが
随分と影響することになった。
でも、勇気を出して交流をもったからこそ、
芝居がここまでこぎつけたように思う。
劇場入りする今日、手紙はどんなことを私に告げるのだろうと
なかば、ドキドキしながらうけとった
・・・・が、開く時間がなくて、夕方になってしまった。
劇場に入ると、舞台監督さんにイニシアチブをとってもらい、
私は雑用雑用。
手伝いに来てくれている幼馴染の小池と打ち合わせをしたり、
役者の衣裳を広げてアイロンをかけたり
小道具の最終チェックをしたり
まさに、次から次へ、です。
場当たりのまえに、ようやく手紙のことを思い出した。
いつものように、A3版のフルカラー手紙だ。
今日は資料のほうが多く、手紙は短かった。
体調が悪いとのこと。
夕方から場当たり。
音楽と明かりのきっかけを追う。
やはり前半は時間がかかる。
18時からはじめたのに
半分まで行き着いたとき
すでに21時半を回っていた。
明日は怒涛のように過ぎるだろう。
いつものようにいけば
初日を終えて、ビールなんか飲んじゃうだろう。
私がそうして無心に芝居をしている間に
いろんな人が具合がわるかったり、
くるしんだり、病気になったりしているわけで
まあ、そんなこと考えたって、どうしようもないんだが。
初日、晴れ女の私に対抗して
雨女が二人もいる。
どうか、ふらないで。
» Tags:演劇,
Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2007-12-04 18:06
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