まっちゃんが、稽古場に差し入れを持ってきた。
かの有名な10円饅頭の店で出た新商品
「10円カボチャ饅頭」だ。
白い皮につつまったそれは、もちろんカボチャアンが
つまっているのだが、言われなければわからないような、
仄かなカボチャ度。
小さいからついつい食べてしまう。
結局、50近くあった饅頭は、
稽古中にほぼ完食された。
カボチャやお芋は、戦後の焼け跡にも強く生えたので、
食糧難に備えて、所かまわず植えられていたという話をよく聞く。
だから、そのころ、カボチャやお芋ばかり食べていた人は、
今大人になって、それらを観るのも嫌なのだとか・・・。
そんあ、私には実感のない時代のことを、今回は台本に書いた。
そして、主役の名取さんは、当時の子どもを演じる。
堂々、5歳。
名取さんなら絶対に違和感なくできると思って書いたシーン。
以前「眠れぬ夜」では、おまわりさんと、
いじめられる小学生の2役を演じていただいた名取さん。
その変身振りも見事だった!
そして、今回私も子ども役を演じる予定。うまく化けられるかな。
化けるんだから、カボチャを食べて願掛けだわ。
ハロウィンも終わったというに・・・・。
» Tags:食,
by 鯨エマ|2007-11-04 19:07
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