「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

高田の滝はすげえよ

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福島のとある場所にお気に入りのイチョウの木があって、いい具合に黄葉してるかと思って行ってみたらまだ全然。失意のうちにこの茨城に、とある調査で都道府県別人気最下位である茨城に、「母さん、茨城には納豆しかないのよ。」という数年前の駅の広告にも「姉さん、茨城にはもう何もないんだよ。特にこれといったものが」と寒風吹きすさぶ駅の階段で誰にともなく叫ばなければならない茨城に、帰ってきたものの、それでは物足りないので以前より気にかけていた「高田の滝」を見に行くことにしたよ、ぼく。姉さん。

県内の滝について参考にしているサイト「茨城県の滝」でその存在こそ確認してはいたものの、何となく謎の奥地の滝として頭の片隅にいつも引っかかっていたのだ。
知っているのと見たのとでは大違い。いくら待っても来ぬ人と、死んだ人とは同じ。場所はほぼ把握していたので、これ行くなら今日だべ。と意気揚々と長靴履いて山に入ったよ。春子姉さん。そちらはもうすぐ春ですか？
　
先のサイトの情報から、いくらかのヤブ漕ぎと渡渉を予想していたのだけど、意外と道（といっても林の作業道程度）はしっかりしていた。スニーカーなら殆ど問題無いくらい。
ちっちゃな滝っぽい流れが現れるので「え、まさかコレ？」と思いつつも先へ進むと、上流は左へ90度の角度で山の奥へ消えていく。ん？と思いながら道を詰めると、現れたのは急斜面を駆け下りてくる滝！

正直あまり期待していなかったので、これは嬉しい誤算。

　
この日は水量が多かったので、とりわけ見応えがあった。だいぶ刈り払いが行われたようで、以前見たような滝沿いの木々は殆どなくなっていた。どうりでアプローチもし易いはずだ。ここ数年で急にメジャーになった滝なのだろう。

落差は15～20メートルほどか。迫力では遠く及ばないものの、雰囲気ならば袋田の滝に決して劣っていない。春子姉さん、茨城の滝は袋田の滝だけじゃないんだよ。


　　
高田という集落から沢がはじまっていることから「高田の滝」という名が付けられた（というか落ち着いた）ようだ。

大子にはまだ大小さまざまの滝が流れている。有名どころとしては月待の滝、龍馬の滝、湯沢峡の滝群あたりか。まだ知られていない滝もあるのかもしれない。これからいよいよ大子も紅葉真っ盛りの時期に入るので、遊びに行こうと思うよ、おれには姉さんなどいない！姉さんなど欲しいと思ったこともない！ないないないないニャー
　　
　　
　　

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前回の「ornithology」に続いて今回ご紹介するのは「crazeology」だ。超クール。ヤバすぎる。パーソネルはCharlie Parker(as)、Miles Davis(tp)、J.J.Johnson(tb)、Duke Jordan(p)、Tommy Potter(b)、Max Roach(ds)

　

» Tags：滝, ジャズ, BeBop!!,

Trackback(0) Comments(14) by 雨｜2010-11-10 21:09