(インデックス写真…鶏足山からの雄大な眺めに見とれる)
「いばらき さとやま生活」というサイトを見ていたら、ピックアップされたフォトの中に日光連山の美しい山容が映った写真があり、鶏足山から撮ったものだという。この写真に魅せられ、鶏足山に登った。下赤沢登山口から約30分で焼森山山頂へ。そこからさらに北西へ少し下りると好展望地があり、日光連山が一望できた。
①焼森山展望地より眺める男体山。右に大真名子山、小真名子山、女峰山の稜線。
②焼森山展望地より眺める高原山。中央左の山は芳賀富士。日光連山までの平野には、無数の鉄塔が立ち並び、その光景にもそそられる。
③鶏足山北ピークより眺める高原山。高原山とは主峰釈迦ヶ岳をはじめ、鶏頂山、明神岳、前黒山、西平岳などの火山群の総称である。
④鶏足山北ピークより眺める高原山。「いばらき さとやま生活」に載っていた写真とほぼ同じアングルで撮れている。
⑤芳賀富士と那須連山。
⑥鶏足山の北ピークはほぼ360°の展望がひらけ、栃木側は日光連山から那須連山を一望でき、茨城側は八溝山から奥久慈男体山、高鈴山まで見渡せる。
⑦この山はいったいどこだろう?方角的にも山容的にも富士山ではないし…と後日眺めていたら、どうも山頂付近にわき立つ雲のようなものは噴煙ではないかということに気づき、ということは浅間山?折りしも鶏足山に登った2月17日には浅間山が小規模の噴火を起こしていた時期にあたる。
⑧鶏足山南ピーク。木に囲まれ展望は無いが、南西の筑波山方面、その奥に富士山を遠望することができる。
ふるさとと女は遠くにありて思ふもの、なんてよく言いますが、あたしが惹かれるのはやはり、高い山を遠くから眺める。ってことなんですよ。その山に登ろう、登りたい。っていう発想は今までのあたしの人生には無かった。遠くから眺めて慕い、焦がれる。そんなあたしの人生の道は至極平坦で、起伏に乏しいものであった。
そんなあたしが今、山に登りたい、登ろう。と念じている。これはあたしにとっての人生の分岐点を暗示しているんじゃないかなって、思うんです。ニートがほざくな。働けwww税金を納めろ。と仰るかもしれませんが、何処へ行っても、あらかじめ辿られて消しゴムで乱暴に消された線をふたたびトレースしているような、過去を再生しているような違和感ばかり感じていたんです。この違和感は一生消えないのでしょうか。人の一生において、取り返しのつかないということが我が身に起こるなんて。でもあたしは現在の一番先を歩いてみたい。その稀有な感覚を得たいのです。
それでも貴方は働け。と仰るかもしれない。返す言葉もございません。
ま、高山巡りはもうちょっと暖かくなってからだなー。それまで、低山で衰えた体力を鍛えます。
↑fat jonがミックスした「bathroom #01」というアルバムが届いて聴いてみたけど、ウーンやっぱりfat jonのCDを聴いてたほうが楽しいと思ってしまうかなあ。というわけで名盤「Lightweight Heavy」より→「Day」を。か、かっこいいー…。このアルバムはホントに良くできてまして、神曲「Beyond Love」というのもございますがそれは勿体無いので(?)。秋の終りにでもご紹介したいです。しかし便利な世の中になったもんですなあ
Trackback(0) Comments(4) by 雨|2009-03-05 14:02
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