伝統的な金属の加工方法の一つに、一枚の平らな金属板を槌で何度も打ち叩くことで立体に変形させる、手絞り技法があります。
槌でたたき続けることで、徐々に変化し、その過程で様々な表情をみせる金属の面白さや不思議さにひかれて、この技法の展開を模索して制作を行っています。
何千回、何万回と金属を叩き続ける作業を繰り返す中から、金属の魅力的な表情を見つけていきたいと考えています。
藤代光雄(作家在廊日1/11(日))
いろいろな木材を使って形を作り彩色と木目込みを組み合せ仕上げた作品です。奥床しく、情緒豊かなお雛さまを心がけて制作しています。
1950年 千葉生まれ
1982年 独立して一刀彫り人形の創作を始める
1989年 伝統工芸人形展に入選
1990年 伝統工芸新作展入選
その後大丸(東京)銀座松屋等全国各地で作品を発表し続けている。
伊藤久美子(作家在廊日1/11(日))
膠に胡粉、ほんの少しの水彩絵具を溶かし、かすかに色づいた様々な白を薄く何層も重ねて、透明感のある絵画を制作しています。
1979年 東京生まれ
2004年 東京藝術大学大学大学院 修士課程油画技法材料研究分野 修了
2004〜14年 東京、横浜、大阪にて個展・グループ展を開催
■お問い合わせ先
小さなギャラリー庵
〒308-0021 茨城県筑西市薬師町甲74
TEL&FAX 0296-22-3589
鉄を火で真っ赤にしてから、重い金槌で叩くと、ぐにゃりと潰れて、硬かった素材が急に柔らかな表情を見せ始めます。
金属だからこそ創れる形、室内空間を心地よく演出する作品をめざしています。ごゆっくりお楽しみください。
岩手には、先人により培われた伝統、暮らしを支える「手仕事」が息づいています。
ホームスパンもそのひとつ。
羊毛を植物染料で染め、ていねいに紡ぎ、織られたマフラーやショールなどの作品です。
とっておきの温もりをおとどけいたします。
岩手県北部は、藩政時代より日用漆器の産地として知られてきました。
この地に伝わる漆の文化と技術を「今」に活かしたい。
この思いで生まれたのが安比塗漆器工房であり安比塗の始まりです。
安比塗のうつわは、当工房で精製した漆を何度も何度も丁寧に塗り重ね、ゆっくりと時間をかけながら、まじめに一つ一つ丈夫で美しく仕上げております。
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)