お庭にチューリップの苗を植えました。
これから大地に根を張って、ぐんぐんと生長して
春半ばにはきれいなお花を咲かせてくれるでしょうか。
隣のビオラは5月まで咲き続けてくれそうですので、仲良く並ぶ姿を見るのが楽しみです♪
そんな植物たちのように、自分も大地に根を張るように芯を持ち、雨風さえもしなやかに耐え忍び、自分らしい枝葉を広げて生きたいと、よく思います。
でも、根っこを張るって具体的にどういうことなんだろう。
はたして今の私は、それが出来ているのだろうか…。
そんな思いが頭をかすめることもあります。
今日ある映画を観に行き、少し気持ちがすっきりしました。
「しあわせのパン」
北海道の湖ほとりにある、パンカフェのお話です。
石窯でパンを焼く夫と、おいしい珈琲をいれる妻。
日々を大切に暮らし、お互いを思いやりあう生活。
その店を訪れるお客たちとのやりとり。
春夏秋冬と流れてゆく季節。
あるお客が、夫婦にこんな言葉をかけました。
「あなたたちが、自分の信じることを、ひとつひとつ丁寧に行う姿を見て、それを“大地に根をはった暮らし”というのだと感じました。」
こんな意味合いの言葉だったと思います。
自分が信じること・大切にしていること。
それは、ヨガの生徒さんやレッスンに対する思いであったり、家族に対しての愛情であったり…。
それを日々の生活の中で、「こなす」ものとしてではなく、丁寧に行うこと。
そうしているうちに、気がついたら根っこは生えているのだ!と思いました。
ヨガでも同じようなことが言われます。「最終ポーズをとること」が目的ではなくて、そこにいたるまでの過程が大切なのだと。
生きることも「根を張ること」を目的とすると、結局どう動いていいのかわからなくなるような気がします。
「根を張っているかどうか」は、今ははっきりとわからなくてもいい。
今の自分の思いを信じて、毎日を丁寧に生きていたら、知らないうちに大きな大きな根っこを張っているはずです。きっと枝葉もわさわさしているはず^^V
大切なのは、「今ここ」ですね。
Trackback(0) Comments(4) by yogini*kumi|2012-03-08 20:08
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)