この週末、偕楽園周辺はたいへんな混雑でした。梅祭り真っ最中の水戸は、遠方からの行楽客で賑わっています。皆さんお帰りの際にはどんなお土産を買って行かれるのでしょう。満足するものが見つかるといいのですが。
全国津々浦々の名産品が難なく手に入る便利な世の中。「えー、水戸のお土産に納豆はいかがっすかー」と言われたって、今どき日本国中どこでも買えるんですもんねぇ。ありがたみ少ないですわね。
ワタシたち便利さと引き換えにいろんなものを手放しちゃったけど、郷愁を誘う旅のお土産も、またそのひとつだと思いませんか。
こんな風にふっといて、これらの商品を紹介するのはちょっと自己嫌悪。
だってワタシ、ただ面白さだけに走ったパロディ商品とか、基本的に好きじゃないんです。でもどう見ても「水戸のお土産」だなぁと、思わず気の迷いで買ってしまった納豆のお菓子、一緒に見てみません?
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「チョコ納豆」(だるま食品)は、干し納豆をチョコでコーディングしたもの。
ガラスの器に移しておいたチョコ納豆を、それと知らずに食べ始めた◯と。一見して、しばらく前に我が家で流行ったコーヒー豆チョコかと思ったらしいです。一粒食べてもまだ「これコーヒー豆じゃないね」と、わかりません。
何粒かまとめて口に放り込み、噛み噛みしてるうちに「あ、ねちねちしてきた」とやっと納豆と判明。。。くらいに、中身の干し納豆マイルドです。
「おつまみ納豆」(あさ川製菓)の方は、口に入れたとたんピリ辛からし醤油の風味がけっこう舌にピリピリと来て、はじめサクサクのちネバネバ。干し納豆本来の風味が生きてる感じです。
パッケージに「おやつやビールのおつまみに!」と書いてあるけど、おやつで食べるには味が濃すぎるかな。細かく砕いてお料理やアイスクリームのトッピングにしたらおもしろいかも。
なんだかんだ言って、2つともビジュアル勝負です。差し上げる方に「なんだこりゃ!」くらいのリアクションして欲しいときに買ってみましょう。
水戸駅改札前の通路を南口方面に行くと、右側に「水戸のおみやげ」と看板の出ている店があります。水戸の梅、殿中、納豆、梅干、地酒など、郷土土産のお店で、
他県の方には珍しがられるものも見つかるかもしれません。
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で結局、つまるところ、これは!という納豆菓子のヒットは無いのかえ?と思ったあなた。いえいえそんなことないですよ。
ワタシのおすすめはこちら。「茨城名物なっとう味スナック」。
今となっては全国区?水戸のスーパーのお菓子売り場ではすっかり定番になってしまいましたが、この商品が出始めた時は、納豆のお菓子?珍しい!だけじゃなくて美味しい!と感激し、遠方へ送ったりもしたものです。
うまい棒を作ってる茨城県常総市のリスカ(株)という会社の製品ですが、食べてるときにうまい棒よりジャンキーな感じがしないのは、黄門さまの人徳と納豆の健康イメージのお陰でしょうか。
知人に宅配便送るとき、隙間にパッキング材代わりに詰めて送ると好評です。
「うまかっぺ!梅味」と「うまかっぺ!からしマヨネーズ味」があります。
観梅に水戸へきてお土産に悩んだら、「吉原殿中」「しょぼろ納豆」「百年梅酒」そしてこの「なっとう味スナック」あたりで決めちゃってください。
これはほんとの藁筒納豆
Trackback(0) Comments(7) by Yamepi|2009-03-02 22:10
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