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涸沼のしじみ

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今日は◯パが休み、子は学校。ドライブがてら阿字ケ浦から那珂湊経由で用事を足し、その足で涸沼までしじみを買いに行ってきた。
見てみて〜、この大きさ!
◯えが手にのせているジャイアンは、本日の一番大きいで賞。4つ並んでるのがレギュラーサイズだけど、これだってスーパーでよく売られている普通のしじみの3倍くらいある。前に、若いのによくできた愛され妻のY子にいただいて以来、ワタシの中で「しじみは涸沼」ということになっている。


涸沼沿いの道路を走っていると、所々で「しじみ有ります」の店や看板や小屋を目にする。どれも一様にさびれてて、抜きん出て目立って一人勝ちしてやろうという魂胆を感じない。しじみってそういう位置。

写真はその中の一件。観光客を意識した、割と大きな販売所。保冷ケースの中にちょろちょろっと佃煮があったり、近所の人が作っているという味噌が3種類売られていたり。
裏手にはすぐ涸沼の水面がきらきらと光っている。ふと見ると販売所と涸沼の間には細い水路があり、その上を風情のある木の橋が。許しを得て散策させていただいた。水路の水は思ったよりずっと透明で、水中で揺れる草が美しく、黒鳥や鴨が憩っている。すぐ左手にもまた趣のある木の橋が、涸沼とそこに生きる人の住まいを結んでいる。目立たずに、確実に毎日の生活に役立っている。カッコイイ。

その晩はもちろんしじみの味噌汁。水から煮始め、しじみの口が開く頃にはお湯が水色になっている。そう、しじみのエキスは白濁するだけでなく、青みがかかる。これが全部旨味成分なのだから、不味いわけがない。そこへ今日しじみと一緒に求めてきた麹味噌をとく。塩気がまろやかでしじみの風味と相性がいい。一日用事に付き合ってもらったけど、熱々を一口すすり◯パもご機嫌。

» Tags:涸沼, しじみ,

by Yamepi|2007-12-12 10:10

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