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[ほんのきもちです] 記事数:479

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原因がわからなくて終わりが見えない不快は最悪

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8月の始まりに、自転車でオフロード走ってて派手に転んだ夫。

右肩と右脇腹を強く打ち、肩を動かせなくなりました。

病院では、打撲と捻挫による、

四十肩(肩関節周囲炎)と同様の症状との診断。



利き腕の右肩が動かせないので、

不器用なロボットのように肘から下だけ上下左右。

身体をかしげながら右手を挙げる仕草から、

夏限定でペンギンくんの愛称を付けてみましたよ。


それにしても、どうにも痛みの種類が違うような。


さっき、改めて違う角度からレントゲンを撮ってみたら、

肩が骨折してました。



「わー、骨折でよかったねー!」とワタシ。

                これ、鬼嫁発言ではありません。







かつて育児中に3度も、重度の四十肩を経験したワタシ。

立っても座っても寝ている間も、常に痛みがつきまとうつらさ、

いつ終わりがくるのかわからない痛みとの戦いは、

気持ちをとても弱くしました。


骨折は全治何か月とか言ってくれるじゃないですか。

折れたから、痛い、くっつけば、治る。

原因が明らかで、終わりが来ることがわかっていれば

痛みは耐えやすいというものです。






次女が乳幼児の頃、

もうすぐ寝そうだという時になると、ぐずってぐずって、

なかなか眠りに落ちていけない子でした。


抱っこしてお乳を吸っていると眠くなる。

布団に下ろすと泣く。

揺すっているといくらか眠るので、

1日のほとんどの時間を抱っこ。

そのせいで右左右と、3度も四十肩を繰り返したわけです。



断乳してからも、寝入りばなのぐずりは毎晩続きました。

寝ようとしては悶え、寝ようとしては悶え、

その頃の数年間、次女の夜泣きと肩の痛みで

ワタシも1時間半以上続けて寝たことがありません。


言葉が喋れるようになると、

身悶えする原因は、足の裏にあると言うことが分かりました。

「あんよにムシムシがいる」


冷やしたり、温めたり、湿布をはったり、高くして寝たり、

いろいろやっても効果がない。

原因がさっぱりわからない。

この数年間のきつかったこと。



いろいろと調べているうちに、

「むずむず脚症候群」という病名に行き当たりました。


40歳以上の中高年、特に女性に多いとのことですし、

次女は違うのかもしれない…

でも症状があまりにも合致しているし…


とにかくこの病名に行き着いた時、

この厄介な病気かもしれないという不安よりも

決して次女が変わり者なのではなく

こんな病気が確かにあるのだと知った喜びの方が大きくて、

なんとも清々とした気分になったのでした。



ありがたいことに、その後足むずむずの症状は少しずつ治まり、

小学校高学年頃からはまったく出ていません。

ワタシの記憶の中でも下の方に埋もれ始めていたのですが、

夫の怪我のことで、ふと思い出した次第。



いつ終わるとも知れない痛みのせいで少々へこたれていた彼も、

骨折だと分ったとたん、

「あと3週間かー、長いなー」などと言いつつ

先の見えた安堵から、顔つきがすっきり。

そこでさっきの

「わー、骨折でよかったねー!」に至るわけです。



痛みは人を弱くします。

痛い所がある人は我慢しないで、治す努力を怠らないでね。







っって、復帰直後にこんな長ったらしく書いてしまったけど

今後こういう感じでいくわけじゃないってことを、ここに宣言す。


気分次第で書いたり休んだりしますので、

Sさん、Yさん、間が開いても心配しないでね〜

Trackback(0) Comments(6) by Yamepi|2013-08-28 15:03

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