数日前とあるDVDを探しに、ここならあるかな?と佐川文庫に行きました。
2年くらい来てなかったかも。
久しぶりに訪れた佐川文庫はあいかわらず端正な面持ちで、明るい初夏の日差しを浴びながら静かにそこに在りました。
エントリーで靴を脱いでスリッパに履き替えてから入館します。
靴音が響かないので、さらに静か。
館内に入るとまず、コンサートなども開かれている多目的ホールが。
左に目を転じると整然と書庫が並び、一番奥の窓際に沿って閲覧室が。
窓の外には手入れの行き届いた芝生の庭が青々と広がっています。
長閑な田園風景のなかにひっそりと建つこの施設、腰をおろしてその静けさを楽しんでいると、なぜだか都会的な雰囲気を感じます。そして自分が少し頭の良い人になったような錯覚も。
一人の人間の嗜好にそって集められた10万冊の書籍と1万枚のクラシックCDが、音のないシンフォニーを奏でています。
残念ながらお目当ての映像はありませんでした。
手ぶらで帰るのもなんなので、気まぐれにオペラ「トリスタンとイゾルデ」を借りてきましたが、野外公演の録画だし何だかピンとこなかった…。
でも、数年前に上映されて見逃した映画の「トリスタンとイゾルデ」のことを思い出し、そちらが見たくなったという思わぬ効能有り。
それからアンドレア・ボチェッリのCDをレンタル。ここ何日かクルマの中で大きな音で聴いています。なんと柔らかい声。
とても心の落ち着く場所
佐川文庫、しばらく通うかも…
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» Tags:佐川文庫, トリスタンとイゾルデ, アンドレア・ボチェッリ,
Trackback(0) Comments(6) by Yamepi|2010-06-05 20:08
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