人生で最もよく映画を見たのは乳幼児の頃です。正確に言うと、0歳から幼稚園に入ったくらいまで。
遊び人の父親に抱かれて毎週のように映画館の暗がりで訳も分からず、でも嫌がってぐずることもなく。洋画邦画を問わず、今思うと教育上よろしくないあらゆるジャンルの映像をも、相当な時間見つめていたものです。
残念ながらほとんど記憶はないのですが、たまにテレビで昔の映画をやってたりすると見覚えある感まんまんです。何気に筋が読めることもしばしば。
マニアのように俳優の名前や詳細なエピソードなどは覚えてませんが、どうにも使い勝手の悪い記憶として、頭のどこかに引き出しがあるようです。
子どもができたらやりたいことのひとつが、一緒に映画館に行くことでした。
これまでもちょくちょく見てきましたが、長女が高校生になった最近では、R15もOKです。そんな◯とにいま誘われているのが、「告白」。
文庫本の巻末に「告白」映画化によせて中島監督のインタビューがあり、映画では話しの順番を変えたと語っています。どこを変えたのかが気になります。
◯えが楽しみにしているのはジブリの新作「借りぐらしのアリエッティ」。
原題の和訳は「床下の小人たち」で、子どもの頃に読んだ覚えがあります。
主要な小人の登場人物の名前は原作のまま。父親ポッド役の声を三浦友和さん、母親ホミリー役を大竹しのぶさんという辺り、イメージにぴったりかと。
家族揃って見るのが恒例となっているハリポタシリーズもいよいよ最終章。
しかも「ハリーポッターと死の秘宝」は3D化が決まりました。11月公開とまだ先は長いのですが、もちろん外せません。
前回の記事に書いた「トリスタンとイゾルデ」はビデオ屋さんで探してみます。
ロミオとジュリエットの原型とも言われ、韓国ドラマも真っ青の運命が交錯する愛憎劇。最近乙女力が低下しきっているので心のコラーゲンとして。
そして課題図書ならぬ課題映画がひとつ浮上しました。
ゆたりブロガーの鯨エマさんが8日に、ご自身のブログ「忘れてはいけないこと」で言及されているドキュメント映画「いのちのたべかた」です。
もう2〜3年前になるでしょうか。茨城県内ではたった一館のみ、今は無き懐かしのテアトル西友にて公開されたものです。
知人に是非と勧められ◯とを連れて観に行くつもりでいたのですが、確かオダギリジョー主演の「転々」の上映時にその予告編を見て、当時心身ともに疲れていたワタシは、今は無理、と思ったんでした。
社会問題って無知でいるほうが気が楽ですもん。その時はそちらを選んだワタシ。でも一度は観ておかないと、という気持ちを新たにしているところです。
最期に、「水戸に映画館を作りたい」と思っている人の話し。
水戸市南町の trattoria blackbird の 「シネマブラックバードプロジェクト」。
こちらのブログが魅力的で、ちょいちょい覗かせていただいてます。
街を、人を、変えていきたい、変わっていきたい、熱い気持ちで日々を生きているスタッフの皆さんのブログを読んでいると、こちらまでわくわくしてきます。
シネマプロジェクトの話が出てからは感情移入がより激しくなり、街なかでクルマを走らせながら映画館に良さげな物件を気にしたり、利益率を上げるために他のイベントとのタイアップはどうかしらと考えたり、勝手に妄想企画を練って楽しんでいます。
でも実際お役に立てるのは広報活動でしょうから、せっせと口コミに励むことといたします。
人のふんどしで相撲をとる趣味はありませんが
パンツの上からちょっとあてるくらいなら、ね
*お越しいただきありがとうございます*
↑↑こちらもポチッとおねがいします
» Tags:告白, 借りぐらしのアリエッティ, ハリーポッターと死の秘宝, いのちのたべかた, trattoria, blackbird,
Trackback(0) Comments(8) by Yamepi|2010-06-10 23:11
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)