3月31日は私の職場の最終日でした。
ばらの花。
先に退職した元同僚のお姉さんが突然職場に現れて、
私たちに一輪ずつくれた花。
最終週の私はほとんど燃え尽きた感じでした。
その前の週に私メインで引継ぎを2日ほど。
3時間30分もしゃべり続けて(2日で7時間!)、
たぶんそれでかなり燃え尽きた感じなのでした。
とはいえやることも片づいていなくて。
もっと悲しさや寂しさがこみあげるのかと思ったけど
そう実感する余裕もなく時が流れました。
思い返せば2週間立ちくらみやめまいがすごかった。
仕事帰りは斜めに歩いてました。
でも気がはっていたのか不思議と疲れてはいないのです。
後日、元同僚のお姉さんに
私が全部背負っているように見えたと言われました。
でもそれは仕方ないのです。
私は勤務する大学に異動の形で一人残るけど、
みんなは退社して外に出ていくのだから。
最終日の翌日(4/1)、私は新しい職場に9時出勤。
今まで夜間勤務だったのに、結構すんなり切り替えられました。
2日目は入学式の受付をしていました。とっても春らしい。
新しい職場の同僚の顔も名前も一致しているせいか、
既に馴染んでいる、前からいるみたいと言われます。
でも私は状況が変わりすぎて、夢の中みたいで。
思い返せば本当に大変だったけど、自分はよく乗り越えたと思うし、
乗り越えた自分がまた結構強く成長したなと誇らしい。
これを機に少しお休みしていたお弁当づくりも復活!
私が元職場で得たものって大きかったなぁ。
昨日本屋さんで見知らぬおばあちゃんに
「あなたはあそこにある本は手が届くかしら」と
言われました。おばあちゃんは手が届かなかったようで。
以前から話しかけられる方だったけど、
前にも増して話しかけられるようになった。
私もそれをキャッチする感じが前とは違う。
もし私がここで身につけたものが
私の表面からにじみでるようになったならば、
こんなに素敵なことはない、そう思います。
くるりの「ばらの花」
そういえば元同僚のお姉さんはいつもジンジャーエールだった。
だから私は送別会も兼ねた飲み会で
ジンジャーエールを頼んだんだ。
安心な僕らはそれぞれの道へ旅立つのです。
» Tags:くるり, ばらの花, 最終日, 仕事, 春, 別れ,
Trackback(0) Comments(4) by マリサ|2010-04-04 23:11
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)