学級委員

どうぶつごろごろ　

BLOG by マリサ

[どうぶつごろごろ] 記事数：161

職場の同僚が今月いっぱいで退社することになった。
同じ大学の出身ということもあって、
出会って1年も経っていないのに
短期間で急速に仲良しになった。
お互いあだ名で呼び合える関係になれたけど
こうして一緒に過ごせるのもあと一週間。

昨日は私が企画した彼女の送別会でした。
職場が休日だったので、昼間から吉祥寺に集まって
井の頭公園と動物園に行った後に夜ごはん。
彼女が教師を目指していることもあって、
先生と生徒で遠足に行く、という設定の送別会。
集合場所で出席をとるところからスタート。
いい大人が「マリサちゃん」「はーい」みたいな感じ。
私は学級委員という名の幹事でした。

各自おやつ持参（基本300円まで）で、
みんなで持ち寄ったおやつを食べる。
それがまず公園に行ってからの目的。
食べる場所を探して歩いていたときに、
私と彼女の頭上にたぶんカラス？の糞が直撃！
運がついてるとかそんな冗談にも笑えないくらい、
私は思いきり直撃した感じでした。なぜーーー！
今日の占いはみずがめ座が一位だったはずなのに（占いは見てる）。
「とってー！」と叫んでました（発言がもう大人じゃない）。
しょっぱなからブルーな出来事でした。
が、おやつを食べて復活。

閉園間際の動物園に行って、記念写真も撮りました。
こうやって職場以外の場所で、
みんなと昼間に出かけることが初めてだった。
同じ年齢の人もいるけれど、私は年上の方。
でも本当にみんな人の気持ちを察するのが上手な人たち。
だから私は自分の発言や行動を恥じる機会が多い。
さりげなく、すくいあげられている。
一緒にいるとそんな気持ちになる。
自分を恥じつつ、直したいと思いつつ、日々ぐるぐる考えていて。
そういう環境にいられる今をうれしく思っている。
考えすぎって思われるだろうけど、今の私はそう。

本当のことを言うと、私は大人数が苦手。
たぶん私は強気で積極的な仕切るタイプと思われているけど
内心「どうしよう、どうしよう」って思っている。
仕事だと割り切れるのに、みんなを誘導しなきゃって
なんだか頑張っていた。いい年齢なのに…。
しかもそんなにしゃべらなくてもいいのに、
いつもおしゃべりなんだ。あー。

夜ごはんは私が学生時代から知っているのろというお店にした。
ライブハウスでもあるこのお店は、33年の歴史がある知る人ぞ知るお店。
大学の先生がボトルキープをしていて連れてきてもらったのが最初。
以来、小さな同窓会はここにお世話になってきた。
でも、偶然のろも10月で閉店するとのこと。
ここのおにぎりはすごくて、注文すると到底一人では食べられないような
驚きの大きさのおにぎりがでてくるのです。
最後に食べたかったけど、閉店間近ということでメニューから消えていた。
本当に本当に残念！みんなであの驚きを共有したかった。
全然オシャレじゃなくて、机も軋んでる。でも落ち着く。
話しやすいマスターのいる洞穴みたいな小さな空間。
「閉店前にまたきたい」って言ってくれた。
みんな笑っていた。わざわざ駆けつけてくれて一緒に同じ時間を
過ごしたことに感謝です。変な顔で写真も撮った。いい夜だった。