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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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晴天にめぐまれて・・・2017年もよろしくおねがいします!

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あけましておめでとうございます。
みなさま、元気に新年を迎えられましたでしょうか。
今年も舞台の裏にオモテに、質の高い仕事を目指して
取り組んでいこうと思います。
そう、量より質です。

しかしその前に~~~!!
正月3日間、たぶん過去20年以上の間ではじめて、
演劇から離れ、仕事から離れ、まったく違うフィールドで活躍する人たちと
時間を共有した体験を、レポートします。

まさに正月は、人生初!がつづく年明けでした。
夫の故郷である鹿児島に家族で向かったのです!

鹿児島行きについては
前々から仲間内で話題にしており
友人からも、同僚からも、かんじゅく座の座員からも
さんざん忠告を浴びていました。
どんな忠告って・・・・?

「鹿児島?!封建的だから、エプロンもっていきな」
「嫁は奴隷だから、エプロン持って行ったほうがいいよ」
「エプロンより、割烹着がいいかな」
「何もしなくてもいいから、エプロンはつけてなさいよ」

・・・と、とにかくエプロン、エプロン、というのです。
産まれてこのかた、家事の時にエプロンなんてしたことのない私。
エプロンをするのは、公演で物販するときに、
釣銭を入れるところがないから、ポケット付きのエプロンをつけるくらいです。
(そもそも、私は日常で家事をする時間というのがほとんどないのです。
ついでに洗う、ついでに干す、ついでに作る、
ついでに縫う、ついでに掃く・・・・という具合)

さて、そこまで言うなら、
いっそのこと、家からエプロンつけていこうかとも思いましたが
とりあえず、貰い物のエプロンをカバンに入れて鹿児島入りしました。
どこまで封建的なのか、どこまで奴隷になるのか、びくびくしながら・・・・。

さて、重い荷物を携えて到着し、
玄関で出迎えてくれたのは・・・・

この門松、義理の父の力作です!!

そして軒先のツバメの巣。
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庭へ行くと・・・・
鶏が5羽いました。
ああ、なんてかわいい!
すると義弟が「〆て、夜には刺身になる」というので、
その場で帰ろうかと思いましたが
まだ小さいから殺さない、ということで
私も食卓を囲むことができました・・・・。

でもって、何かが干してあるのでみてみると・・・・
これが、よく送ってくれる
手作りの干しシイタケ。
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あとから近所を散策した時に、シイタケができているところを初めて観ました。
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椎の木に穴をあけて、菌を入れて作るからシイタケなんだそうで
そんなことさえ知らなかった自分、
今年はもう少し、生活の根幹を見つめたいと思いました。

振り返れば抜けるような青空が
大きく広がります。
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この空が、夜になると
みたことないほどの量の星で覆いつくされます。
はっきりくっきり、星が瞬いているのを観たのは、
これまた初めての経験でした。
このような景色を
わかっているのかいないのか、息子が凝視していました。
なにか、感じているのでしょうか・・・
彼なりにきっと、感じて考えているのだと思いますが
毎年、こんな素晴らしい景色を見せてあげられるなら
正月のバカ高い航空運賃も、もったいなくないな、と・・・、
(これは、帰路の感想です)

たまたま九州に赴任中の、妹(腹違いです)と合流。
車で夫の実家まで駆けつけてくれて、短い時間ですが
一緒に過ごすことができました。
彼女も私も親戚がすくなく、
兄弟の多い正月というのを体験したことがありません。
疎遠ながらも、こんな再開も貴重な時間でした。
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妹に、はじめて息子を抱いてもらいました。
初々しい抱き方が、いかにも25歳です。

で、いよいよ!
噂の家族親族大集合の現場へ!!!!!
総勢39名です。
「どこの家にも入りきらないから・・・」
と、な~~んと、ホテルの宴会場。
あいさつの嵐、お年玉の嵐、
まさに、0歳から91歳まで結集です。
集合写真を撮ろう!というだけで、この騒ぎ。
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個性豊かな明るい親族たちに
43歳初産をほめてもらって、私も(息子も?)
胸張って、高齢出産レポートをさせていただきました。
義父、義母のはからいで、こうして親族のみなさんに、息子をお披露目でき
感謝感謝です。
息子との出会いを心待ちにしていてくれた91歳の曾爺さんに抱かれる姿は、
感無量でした。
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(許可をもらっていないので、全体写真は、ここでは控えます)

果たして、「封建的」ときいていた鹿児島大親族集合宴会は
いじめ、嫁いびり、奴隷、などということは一切なく
快適にたのしく、過ごさせてもらいました。
夫も私も、お互いに、生涯でいちばんいい正月だったと
語らいながらの帰路になりました。
これは、息子にとってもその通りでしょう。
私は子供のころから、正月が重荷でした。
父が酔っぱらい、母が不機嫌になり、姉は食べ物の好き嫌いが顕著で
家族で集うことは苦痛でした。
どうしたら、自分の息子に、家族、親族との素敵な年明けを過ごさせてあげられるか、
それは、私のひそかな挑戦でした。
が、挑戦するもなにも、こうして招き入れてもらったところには、
笑の絶えないあたたかい環境がありました。
この3日間に、加えてもらえたことを感謝し
今年も頑張れると思います。
そして、私が誰かを幸せな気持ちにできる作品を創ってゆきたいです。

作品と言えば・・・・

心配なのは、
そうです、台本です。
例年なら、正月に書いている新作。
今日は、書きまくるぞ~~~~~~~!!
(こんなブログを読んだら、座員たちは真っ青になって心配すると思いますが
大丈夫です、かきますからね!!!ちゃんと!!!!!)

というわけで、みなさま、今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
今年も妥協なく、楽しく、演劇に燃えます!よ!

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2017-01-04 07:07

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