選挙結果は、たいてい、私の希望と反対方向な結果になります。
ただ、今回悲観していないのは
私の周りの若者たちが、本当によく考えて投票していたことに
将来の希望を感じたからです。
組織票は、ちょっとやそっとじゃかなうものではありません。
でも、組織に右往左往することなく
マスコミの適当な情報に踊らされることなく、
自分の一票を信じて、真剣に考え、投じた人が
とても多かったように思います。
同世代の演劇関係者はもちろんですが
投票所でも、そのような光景を目にしました。
私の住んでいるところから投票所までは
徒歩で10分ほど。
炎天下のなか、封筒をもってテクテク歩いていく人は
結構多かった気がします(結果的にはひくい投票率でしたが)
投票の部屋に入って、記入台を観ると
ほとんどが埋まっていました。
大柄の若者が、比例の記入台で、悩んでいるのが目に入りました。
私が小選挙区を終え、比例の用紙をもらって書き終えてもまだ
その大柄な若者は、その場で悩んでいました。
ちゃんと考えてるんだな・・・・・
少しうれしくなりました。
「どうせ変わらない」と、貴重な1票を捨ててしまう人が多いのに
たかが1票、されど1票、その責任をしっかり感じているんだろうなと思いました。
わたしも今回は、非常に悩みましたが
長い選挙戦の終盤になり
わたしにとっての「唯一」を決め、押し上げる1票にしました。
選挙について、いろいろな意見があるでしょう。
投票になんかいかなくたって、いいじゃないか・・・、
政治なんか話題にするのはカッコ悪い・・・・
そう思う人もたくさんいることでしょう。
でも、この投票権、参政権が、なかった時代、いまだにない国を想像してみてください。
こんなにすばらしい権利を放棄するのは
今の、ある意味豊かで自由な生活に、何の疑問も感じない人たちの行為です。
ここであきらめたらだめ、
しっかりと未来を見据えて、
よく考えて、生きてゆきたいです。
Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2016-07-11 01:01
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