明日はいよいよ最終稽古です。
稽古はどんなにやっても、これで充分と思えたことはありません。
でも、たとえ、好きなだけ稽古していいといわれても、絶対に足りないのだろうなと思います。
今年の演目「ちいさなお店」は、例年よりも上演時間が長いことが、
思いのほか、座員にとって、体力的につらいのだと思います。
1時間40分。
つまり100分。
でづっぱりの主人公にとっても、待ち時間の長い脇役についても、
稽古、本番共に拘束時間はかわりません。
この1か月あまりの稽古で、いま、疲れはピークに達していることでしょう。
このピークの疲れに、押しつぶされないように
各自工夫をするわけですが
5月1日のメーデー参加は、その一助となったようです。
他人の頑張る姿というものは
一番勇気をもらえます。
勇気をもらえるだけでなく、今回はさらに、
「責任感」のようなものを感じたのだと思います。
その精神力が、演技に反映されるといいのですが・・・・
反対に、どうしても抗えない辛さがあります。
気温の変化です。
昨日の稽古中に冷房を入れたいといわれたとき
この1か月の季節の変化に対応するのが、
実はものすごく大変なのだなと改めて感じました。
泣いても笑っても、明日が最終稽古です。
幸い、どのシーンも稽古中に1回は成功しています。
あとは、打率を上げてもらう、
本番に合わせて体調を管理してもらう、
というところです。
私は千秋楽に大入り袋を配れるように、
せっせと買い物のたびに5円玉を集めています。
観てくださる方が元気になれるような芝居をしたいです。
Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2014-05-04 00:12
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)