「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

「ちいさな　お店」

かんじゅく座第８回公演のタイトルが決定しました。
ひらがな？漢字？スペースは？などなどなやみ、

「ちいさな お店」

になりました。
（実はかんじゅく座の座員には「ちいさな、お店」と、
「、」を入れると言ってしまったのですが
さきほど、デザイナーが変更したいということで、こうなりました。
座員のみなさんごめんなさい・・・）

さて、今回は、なんどもタイトルを変更し、
脱稿した後も、試行錯誤。
一番最初に考えたタイトルとは、ずいぶんかわりましたが、
いまは、しっくりきているな・・・と思います。
作家としては、ひとまずホッとしています。

今回の物語には、実在するモデルがいますので、
その方たちが、ご覧になって悲しい気持ちにならないように、
喜んでくださるように、作っていきたいなと思っています。
もちろん、美化するということではないのですが
芝居の行こうとする方向や
それに取り組む座員全員の姿勢のようなものが
大きく左右するでしょう。

２月に入ってから、それぞれの役で本読みを進めています。
出番の多い人、少ない人、
セリフの多い人、少ない人、
やってみたい役に慣れた人、なれなかった人、
いろいろいますが、
どの役も、必要な役です。
それは、私たちの日常生活、現実社会と全く同じで
「いなくていい」という人はいないのです。
いやだなあ、じゃまだなあ、と思った時こそ、
その人が、自分に大事なメッセージを発信していると思います。

養成所にいたころ、いつも出番の少ない役ばかりで
稽古時間も少なく、心の中でため息ばかりをついていましたが
ひょっこり見学にいらっしゃった俳優のＳ氏に
演技をほめていただいたときのことを、
今でもよく覚えています。
「がんばろう！観ててくれる人がいたんだ！」
それが励みになり、
鳴かず飛ばずのまま、ここまできました。
芝居という麻薬に酔い続けられる幸せを
かんじゅく座のどの役の座員にも、
味わってもらえるように、
ここからが、私、演出の踏ん張りどころです。

私たちひとりひとりの小さな力が
大きな感動につながりますように・・・・！

～～おまけ～～
都知事選が終わり、私に慰めのメールをくださった方々
ありがとうございました。
残念ですが、ここで、泣いては
安倍内閣の思うつぼ。
今週も元気に首相官邸前で抗議行動しま～～～す。
（早くいかないですむ日がきてほしい！）

Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ｜2014-02-11 19:07