金曜日、久々に首相官邸前へ行きました。
最後に行ったのが、たしか4月上旬でしたが、毎週通っている人の話を聞き、
そして、昨年の盛り上がりはもうないというニュースに、いたたまれない気持ちでいました
18時少し前に首相官邸前に着くと
まだ、閑散としていましたが、
トップを陣取る勇気ある若者たちが
この日も子供を連れて、きていました。
18時半。
首相官邸前から、なるべく見えにくいように配置された
私たち同志のならぶ場所に、だんだんと
人が集まってきました。
プラカードを持った列の横を
いい靴を履いた、無関心を装う人たち(官僚たち)が駅へ急ぐ・・・・
これが、首相官邸前の交差点から国会議事堂前駅につづく道の風景です。
さて、今週は原爆の日がやってきます。
毎年平和祈念公園では、総理大臣が手を合わせたり
平和を願う演説をしているというのに、
実際には、再稼働への働きかけをし
さらに、海外にまで原発を輸出しようと急いでいる・・・
これは、広島や長崎への裏切りであり、
平和を願う日本や世界への裏切りです。
福島の原発事故は、終わっていません。
それどころか、被害は広がるばかりです。
そこで働く人たちがいて、
汚染水が地下貯水槽から大量に海へ流れ出し、
農業漁業への影響が深刻で、
それでもそれを口にしなければ生きていけない国民がいて
まだ故郷へ帰れない人たちがいて、
この状態の何を持って「終息へむかっている」などといえるのでしょうか。
8月が来るたびに
日本の悪夢を口伝えできる人が少なくなることを危惧する声が上がります。
「戦争」ということからいえばそうかもしれないけれど、
核の問題、命の問題は、まさに、現在の悪夢として
しっかり子供たちに知ってほしいです。
そして、こうやってデモに足を運ぶ人がたくさんいて、
社会を変えられる力を、ひとりひとりが持っているということを
知ってほしいと思います。
教育は恐ろしいです。
原発安全神話を叩きこまれた私の世代は
「国会中継」は教育に悪いと
「子供に見せたくないテレビ番組」にあげられ、
(ヤジがよくないという理由で)
政治は遠い世界のこととして育てられました。
それが、今の投票率に反映されています。
意味が分からなくてもいいから、
子供たちには、この脱原発デモに足を運んでほしいです。
今は、賛成でも反対でもかまわない。
でもきっと、何かを感じるでしょう。
夏休みの自由研究に困っているこどもたち!
金曜日の夜、永田町へいこう!
お知らせ
9月1日はさようなら原発講演会、
9月14日はさよなら原発大集会です。
詳しくは「さようなら原発」で検索してね!
~本日のありがとう~
先導してくれている女性には本当に頭が下がります・・・
ありがとうございます。
勇気をもって演説している人たちも!
頑張りましょう。
Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2013-08-04 09:09
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