あっというまの1か月強・・・・
4月2日から集中稽古に入り
5月6日まで、この部屋で毎日稽古をしていました。
3チーム、とっかえひっかえの稽古で
体力的には大変でしたが、
3作品だったことが、かえって気分転換になり
たのしく過ごすことができました。
稽古場について特に「神聖な場所」という思いはありませんが
とにかく過ごす時間が長い場所なので
この1か月の間に妙な愛着がわき、
去るのがさびしい気持ちです。
稽古が終わった後も、ここ、「211」という名の稽古場で
小道具をつくったり、DM書いたりしていました。
(飽きると、こっそりギターの練習も。)
そういう作業の一つ一つを、本来なら分業にして
専門家に任せるのでしょうが
私はまんべんなく携わるのが好きなので
結局自分でやりました。
さすがに、セットの本棚つくりは間に合わず、
舞台監督の世話になりながら、埋め合わせをしました。
夕方、搬出をしましたが、
たった2棚の本を運び出すのがこんなに大変だとは思いませんでした。
重すぎて少しずつしか運べないのです。
やっと搬出し終わった時、万歩計が1万歩超えてました。
部屋から車両までの往復繰り返しで1万歩。
さて、この稽古場で積み上げたことを、あすから劇場で花開かせなければ、なのです。
芝居関係者がよく言いますが、
芝居を見ていると、どんな稽古場だったかが想像がつくのだそうです。
私もそう感じることがあります。
表現って、その過程が大事なんだなと思う瞬間です。
今回は、稽古中に風邪を引いた方もほとんどいなかったので
このまま千秋楽まで、元気に持ってくれればと思います。
ありがとう、稽古場211。
~本日のありがとう~
小道具つくりに最後まで尽力してくださった舞台監督さん、
ありがとう。
明日から小屋入り、
よろしくです。
Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2013-05-07 03:03
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