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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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暑さに負けずに!

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かんじゅく座初の地方公演まで、あと3週間。
追い込みの時期に、鞭打つような暑さが、ついに到来!
ひぇ~~!!

最近なんとなく、だるそうな座員が
1日6時間拘束の稽古に耐えられるかがとても心配。

さて、「ねこら!」南アルプス公演の稽古の前は
エチュードで、三島由紀夫の戯曲をやっていた。
やたら、セリフが長い戯曲が多いのだが、
皆が気楽にできる題材がないかと、
「三原色」に挑戦。
登場人物は25歳、19歳、19歳の3人。

演じるのはK子さんと、Kちゃん。
だれもが、ここ数年で進歩しているけれど、
中でもこの二人、目覚ましい進歩を遂げた。
K子さんなんて、初舞台ではほんとうに、
ゆっくりゆっくり、気が遠くなるくらいゆっくりと、
セリフをかみしめるようにしゃべっていたのが、
いまは、テンポよく、スラスラと、よどみなく。
これは、落語の勉強をなさっているせいもあるだろうけど
前向きを絵にかいたような女性で、
手術を乗り越えて、リハビリを重ね、現在に至るのだ、
なーんてことは、この写真からは感じられないでしょう。
image

一方Kちゃん。
こちらも明るく、めいっぱい前向き人間。
入団したころは、枝バサミで庭の植木を手入れしながらしゃべるシーンで
セリフを言うかわりに
「チョキチョキ」なんて言っちゃって、周りを笑わせていたのに、
いまや、かんじゅく座になくてはならいないキャラとして
存在感抜群。

個人の努力もすごいけれど、
舞台に立つって、人をすごいやる気にさせるのかもしれない。
人に見られること、自分の声でしゃべること、
ただそれだけなんだけど、
70近い人たちが、19歳だの、25歳だの演じるときにおきる、
化学反応みたいなもの・・・・
これがシニア演劇のすごさです。

なんとなく、だるい夏の稽古場も、
2人がきっと、さわやかな風を起こしてくれるでしょう。
20人、力を合わせて、暑さもバネにして
28日に向けて頑張ります!

~本日のありがとう~
昨日はチラシの写真撮影。
貴重な時間を割いてくださった役者の皆様
ありがとうございました。

Trackback(0) Comments(4) by 鯨エマ|2012-07-04 15:03

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