本にまつわる芝居をかきたくて、
今日の稽古では座員たちと本の思い出について語り合った。
子供のころ読んだ思い出の本、
中学高校時代に心を動かされた本など・・・。
みなさん、きちんと読書をしていらっしゃって、
すばらしい・・・・
が!
いました!
本につらい思い出を持つ男が。
Tさんの実家は本屋さん。
本といえば、「配達させられる」「重い」というイメージが強いそうです。
私は読書が嫌いな子供でした。
読むのが遅いので、途中で嫌になってしまうのです。
読書感想文はいつも適当でした。
でも、こんな私でも、
心落ち着く本がありました。
それは、シリーズになっていて、
カトリック系の出版社がだしている短編童話集なのですが
各編に登場する主人公は、
いつも、理不尽な状況に陥りながら、
最後は救われる・・・・それも、いかにも「めでたしめでたし」ではなく、
きちんと、精神的に乗り越えてゆくところが、
子供心にすごく納得がいき
私も、悲しい時に、ずいぶん勇気をもらっていました。
このシリーズ本のタイトルが、いまだわかりません。
いま、読んでも対して感動しないかもしれませんが
もういちど、読んでみたいと思います。
それから、忘れられない本・・・
本というか、写真集ですが
橋口譲二氏の「17歳の地図」。これを17歳の時にみました。
全国各地で生きる同世代の姿に涙しました。
生き生きと生きている人ばかりではなく
悶々とした日々を送っている17歳もいました。
同じ県に住む女子高生が憂鬱な顔で、のっていたのですが、
この「17歳の地図」の10年後を取材した「それから」だったかな?
彼らの10年後をおいかけた写真集で、この女子高生は、
私と同じ、新井薬師に住んでいたので
とてもびっくりしました。
なんだか、自分を見ているようでした。
本に没頭できる人に憧れます。
いまからでも、そうなりたいと、
今日も4冊も鞄に本が入っているのですが
表紙を開けば睡魔が襲います。
そんなワタクシが、本の話を書きます。
~本日のありがとう~
Hさま、いい映画を教えてくださってありがとうございます。
Trackback(0) Comments(3) by 鯨エマ|2012-05-11 21:09
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)