かんじゅく座水曜クラスは、今秋2回の発表を昨日終えた。
昨日は要町の稽古場が主催する「大明まつり」に参加する形で発表。
学校の文化祭と同じように、お客さんを呼ぶのも
廊下で触れ回ってやっと一人ゲット、みたいな地道なやり方だった。
皆さん本当によく頑張った。
本番では大層なミスがあったにもかかわらず、
精いっぱいやった!という気持ちで終われてしまうところが
彼らの強さでもあり、問題でもあるのだが
ひさびさに、気持ちの良い打ち上げで
おいしいビールだった。
発表が終わった後の片付けをやりながら、
今回指導してくれたみゆきさんがぼそりと、
「あの葬式で、エマちゃんの前に座らなかったら、これはなかった・・・」と、
おっしゃった。
私たちは5年半前の、ある葬式で再会したのだ。
劇団を退団して5年以上たっていたし、
N氏以外は、劇団員と全くつながりがなくなっていた。
焼香したらすぐに帰るつもりだったのだが
お清めに呼ばれて、居心地悪く席に着き、寿司をつついていたとき
目の前に座ったのが、美幸さんだった。
そこからの5年半を考えると、
世の中のなにもかもは、
私の意志によるところは小さくて、
やはり、見えないなにかの力が働いているみたいだ。
必死にがむしゃらにやっているときは、
そんなことにさえ気が付かないもので
今回はみゆきさんに、演出を頼んだことで、
非常に心強く、安心できたことが
ほんとうに、ありがたいことだった。
私は早く次へ向かわなければならず、
最後まで一緒に語らえなかったのが残念だった。
~本日のありがとう~
みゆきさん、ありがとう、
みなさん、おつかれさま、
場を下さった大明のみなさま、ありがとうございました。
Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2011-10-23 13:01
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)