毎日、震災と放射能の話題で満載のテレビと新聞。
もうすぐ都知事選の投票日だというのに
あまりで扱っていない。
今回は、かなり大事だと思うのだけど・・・
みなさん、立候補者が11人もいるってしってますかぁ!!
殆どの方が6人くらいだと思っているのではないでしょうか。
ひ・い・わ・こ・ド・マ・・・こんなところだと。
都知事選PRのポスターも、候補者ではなく
AKBなのだから、
いったいなんのポスターだかわかりゃしない。
でも、私は密かに、今回の選挙結果を楽しみにしている。
もしかしたら、大きく変われるチャンス!
反石原勢力が
あっちとこっちで2分しないことを願うのみ。
さて、どんなに政治にうんざりしようとも
投票にいくのは、やはりすくなからず、候補者の言葉を信じようと思うから。
わたしたちの生活はこの「信じる」ということに、支えられているのだと
日々痛感する。
朝起きたら、まず時計を信じる、
朝刊を開けば、そこに書かれていることを信じる、
今日のスケジュールが、報告なく変更されていないと信じる、
朝食に毒が入っていないと信じる、
信じる、信じる、信じる・・・の連続。
で、それはほとんど、無意識に行っている。
ときどき、予想外に裏切られても
それをきっかけに、すべてを信じられなくなるということはあまりない。
なんと、前向きな生き物。
でも、「安易に信じてはいけない」と教えられることがある。
「信じた私が馬鹿だった」とおもうことも。
大人になって、一番辛かったのは、そういうことだった。
15歳すぎてからだった。
期待を裏切られること、がっかりすることに
じゅうぶん免疫ができる年頃だった。
いま、被災地の子供たちは
信じていた目の前の世界を
いっきに流されて、どんな思いでいるだろう。
また、非難のため、家族とはなれた土地で
どんなことを感じるだろう。
順応性のある子供もいるかもしれない。
うたれ強くなるかもしれない。
自立心の強い子供になるかもしれない。
でも、決してうめることのできない喪失感がのこっている。
被災地では291の小中学校が
再開できない状態だというから、
夜回り先生一人じゃ、どうにもできない人数の
被災した子供たちがいるのだ。
おや、先生だけでなく
大人の一人一人が、子供たちを支えてゆかなければ。
非難して切る子供たちは
意外と自分のそばにいる・・・・
~本日のありがとう~
稽古のため、仕事を早退させていただく。
いつもみなさんのご協力、ありがとうございます。
Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2011-04-05 00:12
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