「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

エール～上映会準備経過～

若者を集めるのは大変だ。
ボランティアスタッフ募集のＤＭとＦＡＸ、
そしてマスコミへの働きかけをはじめたのは
1ヶ月以上前だというのに
いっこうに高校生があつまらない。
というか、ゼロだった。

今回は朗読もしてほしいと思ったので
演劇部や映画部、歴史研究部などに
せっせとチラシを送ったが、全滅。
思わずタメイキがでていた・・・と、そのとき、
某女性の紹介の紹介で
ようやく一人の女子高生が「やってみたい」と、
手をあげてくれた。

その直後・・・

あきらめかけていた新聞への掲載が
現実のものとなった。
読売新聞社さん感謝！
記事は、上映会に向けて、
高校生の朗読者を探しているというものだった。

はたして、電話が何本も私のところへかかってくるのだが
みな、高齢者。
いったい、若者はどこにいるんじゃ・・・
しかし、電話を下さるシニアのみなさんは仰る。
「がんばってくださいね。」
ああ、そのひとことでがんばれるよ！

上映会までの、のこされた1週間で
若者に向けて招待状を配ることにした。
もともと学生は無料なのだが
いままでのＤＭリストから、
若者を選んで、大きく招待状と書いたＤＭハガキを送るのだ。

大学生の協力者があらわれた。
これで、やっと朗読の稽古ができる。
一緒に「平和への手紙」を読んでくださるのは
私が明大で教えている70代の生徒さんだ。
大学生とシニアの共演が実現する。
すこし、勇気がわいたので
もう一度、マスコミに向けてＦＡＸを送ってみようと思う。

情報はこちら。
http://kujira-enter.sakura.ne.jp/

3日には江ノ島で花火を見た。
30分だけだが美しかった。
この、瞬間にかける膨大な準備、エネルギー、集中力に
いつも感動する。
そして勇気をもらう。

１２・１３日の上映会のあとは、
14日に八ヶ岳で「マンゴと黒砂糖」上映会。
あちらは、こちろとは違った理由で
集客に骨を折っていらっしゃるらしい。
無名の作品を上映するときに
必ず付きまとう、この苦労。
ほんとうに、感謝感謝だ。
ぜひ、多くの方に足を運んでいただきたい。

～本日のありがとう～
大学生のＳくん、
そしていまなお、若者探しに協力してくれているＩさん、
ほんとうにありがとう。

by 鯨エマ｜2010-08-05 04:04