通し稽古２本立て

鯨エマの海千山千　演劇・映画創作生活

BLOG by 鯨エマ

[鯨エマの海千山千] 記事数：1742

２本立ての公演の稽古は、予想どうり大変だったが
それでも４月にはいってからは、スタッフが入ってくれたので
いろいろと仕事を任せることができ、助かった。

それにしても、稽古場に４０人の座員が入れ替わり立ち代り・・・
狭いなあ、狭い。
昔だって、こういう教室でクラスメート４５人と過ごしていたはずなのに、
あ、そうか、
みんな成長してるもんね。
はいりきらないわ。

教室一杯に舞台セットを組んでいるので
私は壁にへばりつくように演出席を作り、
その横に音響さん、照明さん、舞台監督さん、
反対側には振付のユッキーに、歌の０先生。
そして制作のＭ君。
今日からは舞台監督助手も入る予定。
もう、出演者が座る場所も、ほとんどない状態。
これは過酷過ぎた。
申し訳ないのだが、
いろいろな選択肢の中から、この教室という稽古場を選んだのは、
セットを組んで１ヶ月稽古を出来るということから。

稽古も最終追い込みの今日、
お互いのクラスの人も、
観に来ていた。
「さくら」チームは、「方舟」を、
「方舟」チームは「さくら」を、
お互い見学してどう思っただろうか・・・

昨年６月から２クラスに分かれて稽古をするようになり、
この２クラスであることが、上手く作用するようにと
常に考えてきた。
合同稽古もやったが、これだけではなかなか。
競い合って欲しいわけでもないし、
ライバル意識に燃えて欲しいわけでもない。
ただ、
同じ空間が、芝居によって、全然違う場所に変われるのだという
演劇の跳躍する力を感じてもらえれば嬉しいと思った。
とくに、今回は使っている小道具も衣裳も、
いくつかは共通している。
それが、シーンが変わることによって、芝居が変わることによって
全然違うものになりうるのだということを
感じてくれると嬉しい。

このギリギリの時期になって
取材が入った。
短時間に喋れるだけ喋って
写真を撮っていただいた。
載せてくれると有難い！
みんな、すご～～～く、がんばっている。
この姿を、１人でも多くの方に見て欲しい。

～本日のありがとう～
３年以上お世話になった所属事務所のマネージャーが退職なさることに。
今日は送別会だった。
最後の最後、素晴らしいお仕事を頂いた。
ステキなパパさんになってくださいね！！
ほんとうに、お世話になりました。