ついに、眼鏡を作った。
来月、免許の書き換えをするのだが
いままで2回は、基準の0.7を下回る左目を
だましだましクリアしてきた。
が、
さすがに、今回は右目も悪くなっているような気がして
このさい、気分転換に作ってみようかと思ったのだ。
しかし、
なんせ、初めてだから、どういう手順で作るのかがわからない。
店で選んですぐに持って変えれるのだろうか・・・
介助先の利用者に聞くと、
「まさか、まさか!」と、笑われてしまった。
へえ・・・レンズとフレームって別々に売ってるんだ。
で、行き当たりばったりに新宿東口のさくらやへ。
おお!閉店セール!!
早速フレームを選ぶ。
目指す、あられちゃん眼鏡がない。
どれもこれも、似たり寄ったりだなあ。
どうせなら、存在感のある眼鏡を買いたいと思ったのに、
店の人は「これはどうですか?」と、
地味なものばかりを持ってくる。
「かけてないかんじでしょう?」
は?
眼鏡は、かけるんだったら「かけてます!」ってほうが、
私は好きなんだけだけどね。
悩むこと20分。
果して、不本意にも地味なものを選んでしまった。
理由は・・・奇抜なものが似合わなかったから。
問題は私の眉毛のような気がする。
さて、次にレンズ。
測定してもらった。
「左はもともと悪くて、
それに最近右が追いついてきたような気がするんですよ。」
と、私の感覚を話すと
クリスマスキャロルのスクルージおじさんのような店員さんは
「いえ、追いつくどころか、ま逆の目ですよ。」
は?は?
スクルージおじさん曰く、
私の左目は近視で、右目は遠視なのだそうな。
思い出した。
私の父親はド近眼で、母親はド遠視なんだった。
「私は片方ずつ遺伝しているということでしょうか?」
「そんなこたぁ、わかりませんよ。」
「・・・・」
「こういう目だと、面倒なんですよ。」
まったく、客に向かってそのマイナー発言はなんなんだ!
何が面倒かというと、
それぞれの目にあったレンズを入れると、世界がゆがんで見えるのだ。
これは、実際に試してほんとうに、ゆがんでいた。
だから、右目はただのレンズ、
左目は、それほど強くないレンズを入れて
量目の差を少なくするのだそうだ。
なるほど、これでまっすぐ見えるよ。
できた。
「2時間後に取りに来てください。」
えええええっ!
早い、早すぎる。
もう少し複雑な買い物だと思っていたのに、
これじゃあ、ちょっとありがたみがないね。
よっぽど「明日でいいです」と言おうかと思ったが
面倒なので
「仕事の帰りによります」といって、板橋まで稽古に行った。
ちなみに、全部あわせて3840円。
さすが、閉店セール。
みなさん、2月28日までですよ!!
ありがとう!そしてさようなら!スクルージおじさん!
20時に眼鏡ちゃんお迎え。
じゃん!これです。
何の変哲もない眼鏡である。
かけてもかけなくてもたいした差はない。
いままでは、右目ばかりで観ていたものを、
少し左も利用するだけのこと。
まあ、免許取り消しになるよりはましか・・・。
子供の頃から憧れていた眼鏡を
こうして手に入れた。
あまり感動はなかったが
これで少しは頭がよく見えるだろうか。
~本日のありがとう~
稽古場でコーヒー入れてくださったSさん、
ありがとうございました。
Trackback(0) Comments(4) by 鯨エマ|2010-01-25 22:10
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