御近所の、張り紙だらけの銭湯へ行く。
昨今、女性もマナーが悪い人が増えているようで、
「クレンジングクリームを塗ったまま湯船にはいらないこと」
「シャワーを出しっぱなしにしないで下さい」
「お風呂の中で体操をしないでください」
「タイルをお湯につけないこと」
などなど、ざっと、15枚くらい貼られている状態。
まあ、わかるけど、
「あれだめ、これだめ」いわれると、
なんだか、お風呂に入った気がしない。
今日は取材をかねて来た。
番台に座っている方は
「わたしはオーナーじゃないからわかりません」
と、はじめ冷たい対応だったが
壁にかけてある、売り物の垢すりのパッケージについて
感想を言うと、それはどうやらツボにはまったらしく
奥から銭湯の雑誌「1010」を出してきてくださった。
なるほど・・・
いろいろな銭湯の今昔物語が書いてあるが
私が知りたいのは、もうちょっと昔の話なんだよね~~~
しかし、伝説の行為は、健在だった。
風呂上りにコーヒー牛乳を飲む。
これをやっている、やくざ風なオジサマがいた。
手を腰に当てていなかったのが残念だが
1回100円のマッサージチェアにすわって体を癒したあと
おもむろに瓶を傾ける姿があった。
叔母いわく、1960年代は、ほとんどの人が銭湯に通っていたそうで
1964年で銭湯料28円、
風呂上りの牛乳が10円という世の中だったそうだ。
ちなみに、いま、銭湯料420円、
瓶の牛乳は110円だが
この瓶は普通の牛乳瓶より一回り小さい。
これに110円払うくらいなら
おもてで130円の発泡酒を買ったほうが賢明だろう。
ネットでもいろいろ調べてみるが
私のイメージする社交場としての銭湯と言うのが
いまひとつわからん。
裸で同じ湯船に入るのだから
御近所同士ならではの、なわばりとか、時間割みたいなものが
あるように思うのだが・・・・
どなたか、今昔銭湯物語に詳しい方
いらっしゃいませんか?
~本日のありがとう~
いろいろ取材に協力していただいています。
長電話に御協力くださっている方々
ありがとうございます。
Trackback(0) Comments(3) by 鯨エマ|2010-01-03 18:06
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