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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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黄色い声の熟女たち

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かんじゅく座今年最後の稽古日。
午前中にロンドンの高齢者コーラスグループを追いかけた
ドキュメンタリー映画「ヤング@ハート」をみる。
稽古場で貸し出しているプロジェクターの使い勝手がわからず、
よくみたら、パソコンにしかつなげないショボい代物だったため
クリスマスだというのに朝からイライラ・・・・
どこに行っても、貸し出しをしている本人が
その物の使い方を把握していないことが多く、
腹が立つ。
おっと・・・いかんいかん、
クリスマスなのだから、にこっと笑って寛容にならなければ。
顔で笑って、心のなかでは舌打ち。

映画鑑賞のあと、
もろもろ来年の説明、
水曜クラスのキャスティング発表をし、
さあ、お待ちかねの望年会!!

白龍とかいう中華屋をメンバーの方がおさえてくださっていた。
さすがに40人近くなると、店も貸切。
もう普通の会話が聞こえないほどの賑わいだ。
女性は、ほっといても和気藹々で、
男性は、ちゃんと楽しんでいるかなといつも心配になるのだが
今日はみなさま笑顔でいらっしゃったので
ほっとした。

宴会中に、お店のマスターが歌を披露するという一幕があったのだが
それを皮切りに、なぜか「僕も」「わたしも」と
マイクを奪い合って歌い始めた。
恐れていた、うたのオサ先生へのリクエスト。
きっと、先生はこういう席では歌わないだろうと思っていた。
熟女のみなさまのリクエストが
ヒートアップしすぎないようにと祈っていたのだが
なんと、オサ先生が立ち上がったではないか!!
そのとたん、客席(といっても中華屋のテーブル席)から
黄色い声がとどろいた。
歌う前から「あんこーる!」って、なんじゃそりゃ。
ピアノの生伴奏で先生が歌い始めると、
歌っている先生にしなだれかかりながらの写真撮影大会。
ちょっとぼかして1枚載せちゃいます。

これ、真ん中の先生は歌っている真っ最中なのです。
はたして2曲歌いきったオサ殿は
いつもと変わらぬ苦笑を浮かべて着席なさった。
そのあとも、先生の周りには
「一緒に写真撮ってください!」の列が続いていた。

そうか・・・
この年代の女性にとって、
そそられる男性というのは、40代後半なんだな。
20~30代は若すぎる、
かといって、同年代にはときめかず、
言うまでもなく年上はまったく眼中になく
なるほど40代、それも後半あたり、ここだ!
覚えておこう。

嵐のような望年会がおわり、
われわれ講師3人は改めてその人数の多さに
「ふえたよね・・・」と、息を漏らした。
「家族を連れてきちゃったのかとおもったわ。」
と、みゆきさん。
「1月から頑張ってね~~」と、からかいの笑顔を浮かべるユッキー。
そう、年が明ければ
41人の熟年男女 対 弱小演出家1人という、
恐ろしい関係がはじまるのだ。

はい、ガンガンいかせて頂きますよ。

~本日のありがとう~
幹事のお二人、お疲れ様でした。
助かりました。

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2009-12-25 19:07

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