みなさんのオススメにより、
やはり、念のため、医者に行こうかと思い
体があいた時間をぬって
通りすがりの内科医へ。
朝は稽古やらレッスンやらで
なかなか行けず、私が一番自由がきく
13時から16時という時間が
どこの医者も休みなので
なんだか伸ばし伸ばしになってしまっていた。
今日は、いまだ続いている衣裳探しの道すがら、
13時から診療スタートという内科医を発見した。
看板には
「Tクリニック
内科医、婦人科、皮膚科(レーザー)」と書いてある。
まず、入口が左右に分かれていた。
左が男性用、右が女性用。
ここからして、もう不思議でしょ?
アポなしで門戸を叩くと
なにやらスィートな音楽が。
最近待合室に音楽をかけている医院が多い。
たいていはヒーリングミュージックか、川のせせらぎだが
こんな洋楽バラードは初めて・・・・
待合室にはメチャミニスカートに、
狸のようなアイメイクをしたオネエチャンが、1匹・・・じゃなくて1人。
(ほんと、狸だったわ)
年配の、鷲尾真知子風なナースが怪訝そうに私を見る。
「エマ」という名前を何度も聞き返す。
渡された問診票。
症状のところに、「2ヶ月微熱がつづく」と書いた。
ほかに手術、薬物アレルギーはない。
狸は・・・じゃなくてオネエチャンは、
薬を受け取ってかえっていった。
それで、すぐに順番が廻ってきた。
案内された部屋には、テーブルと椅子と
観葉植物しかなかった。
カルテが入っている箱とか、
聴診器とか、レントゲン写真を見る電気のボードとかは皆無。
医者は、問診票を見て
「何をしに来たんですか?」
はぁ~~~~?
「何を言ってるんですか?」と、
あたしゃあ、思わず聞き返しそうになっただよ。
「いや、だから、微熱が続いておりまして、
ちょっと調べていただこうかと。」
「ほかに症状はないんですか?セキとか、だるいとか?」
「いたって健康です。」
「じゃあ、うちではできません。」
はぁ?はぁ~~~~~????
「血液検査とか、レントゲンとかが出来る医者に行って下さい。」
アンビリーバボー。
血液検査が出来ない内科医があるとは知らなかったよ。
「この近くだったら都立病院とかじゃないですか?」
「あの、紹介状とか、書いてもらえるんですか?」
「書いてもいいけど、お金かかりますよ。」
なんじゃぁ~~~~~~!!
まあ、もちろん、診療費はかからなかったが
不思議な内科医があるもんだ。
帰り際にテーブルの上をみると、
はってあるのは性病の説明書ばかりだった。
最後に、鷲尾真知子風ナースが
診察券をくれた。
名前のところに「エミ」と書いてある。
あんなに「エマ」だって言ったのに!!
新宿・・・・ああ、新宿。
そういえば、私は上京したときに
新宿という街が苦手だったのだ、
ということを思い出した。
この雑多感を、時に人は誰にでも優しい街というが、
なんだかやっぱり「雑多」だ。
しかたないので、数日後に、近所のK病院へ行こうと思う。
あそこは医者の態度がゾンザイで、苦手なんだよなあ~~~。
しかたなし。
~本日のありがとう~
まだまだ続いております、衣裳談義。
うさぽん様の御協力が実を結びそうです。
ありがとうございます。
そして今日は、昔バイトしていた店のママさんが
「もう、はまらなくなったから・・・」と、
昔の、バブリーなにおいのするワンピースを提供してくださった。
ああ、これで決まってほしい!!
みなさま、ご協力ありがとうございます。
大切なお召し物が、舞台上でもう一度日の目を見るといいのですが・・・。
Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2009-11-16 17:05
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