夕方からチラシの打ち合わせがあり、新宿御苑へ。
急いでいたわけでもないのに、
物凄い早口の話し合いがおわって、
まだ19時だったので、
「もう飲んじゃおっかなあ・・・」と、おもったとき、
なぜか気になって、1本隣の通りへ行ってみた。
サンモールスタジオ。
5月にかんじゅく座の公演をした劇場だ。
表の掲示板をのぞくと
おお!かつて、海千山千に出ていただいたことのある役者が。
そして、周りを固めるスタッフ陣は
舞台監督S氏をかしらとする、カフンタ族ではないの!!
これも、なにかのご縁かしらと、
突然観劇することに。
19時半開演で、千秋楽で、というタイミングは
いかにも「観てって!」といっているようだし。
果して・・・・
芝居についてのコメントはおいといて、
客席には、劇団時代の後輩や、もとマネージャー、
かつて、一緒に芝居をした演出家、先輩の友人、などなど・・・
いつも芝居は互助会だ。
客席は演劇関係者でいっぱい。
でもまあ、おかげさまで続けていられるのだし、
夢や目標が欠如するこの御時世、
たとえ、互助会になっていようと、
すきなものに向かって切磋琢磨できるフィールドにいるというのは
幸せかもしれない。
結局、鉢合せした3人で飲むことに。
N女史とO氏は電車で帰るのだが
終電をきにしつつ・・・というのは、飲み過ぎなくていい。
私も昔は湘南方面から都内に通っていた。
品川発23時50分というのが
最後の架け橋。
ここに間に合わせるためには
新宿を23時20分に出ればいいとおもうのだが、
大崎どまりやら、混雑やらで
もう少しかかってしまう。
18歳のとき、初めて終電に乗れなかったときには
ドキドキしながらも、世のお父さんたちの世界に
一歩足を踏み込んだようで、うれしかった。
まあ、実際には行くところもないし、
タクシーに乗るだけの財力もなく、困るんだけどね。
終電に乗れてしまったときも
私は家に帰るのが嫌で、当時住んでいた鎌倉の駅の周りを
うろうろしていた。
東京と違って、店が開いているわけではなく、
街頭も少なく、ある意味都内より危険に見える街だが
たくさんの寺の境内をよこぎって、時には海のほうにも行って
ブラブラ夜散歩をしたり、
広い駐車場でダンスの練習をしたことも。
終電に、乗れたときものれなかったときも
ちょっとした「自分の時間」がつくれた。
今は、そんな有り余る体力はないので
都内生活が便利で、なれている。
すめば都。
18年前、いまの、こういう生活は、想像すらしていなかったわ・・・・。
~本日のありがとう~
午後の臨時稽古。
かんじゅく座のみなさん、忙しい中熱心に参加なさる。
そのガッツに脱帽です。
21日の本番はがんばりましょうー!
Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2009-09-16 07:07
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