二十歳の恋、今は昔・・・

鯨エマの海千山千　演劇・映画創作生活

BLOG by 鯨エマ

[鯨エマの海千山千] 記事数：1742

頂き物の２台のＤＶＤデッキが
２台ともポンコツなので、
レンタルで借りてきたものが見られないことが、たまにある。
ちょうどいま、見なければならない映画がたくさんあって、
ごっそり借りてきては、朝な夕な、ビデオ三昧なのだが
プレーヤーでみたり、パソコンで見たり、
そのたびに、ケーブルをつけたりはずしたり・・・・

パソコンには、スピーカーをつけていないので、
見るときはイヤホンを使う。
ヘッドフォンは、線が短いので
私がいつも、音声ガイドをつけるときに使う
３メートルのイヤホンだ。
これで、ベッドに座ったまま、ビデオ鑑賞ができるのだ。
（３メートルでおさまってしまうところが、
わが家の狭さを象徴しているわね。）

なぜ、いまビデオ三昧かというと、
来週、某映画監督のワークショップを受けに
大阪へ行くからだ。
事前に、監督の作品をすべて観ておこうと思ったのだ。
今日観たのは、風俗で働く男女の純愛もの。
主人公の女性は大学生という設定なのだが
２０代の恋というのは、３６歳の私から見ると
もう、突っ込みどころ満載で
息つく暇もないほどだ。
が、やはり誰もが通過する、ピュアで即行動、という
チョロキューのような勢いを、
この映画を見ながら思い出すのである、ああ、今は昔・・・

それにしても、一昔前の映画に出ている女優さんたちで
いまも変わらず活躍している人の
なんと少ないことか・・・！
視聴者は日々、川の流れよりも早い芸能人の栄枯盛衰に、
あまり気を止めていないかもしれないが
これは、本当に、早く、激しいものだ。
万年売れない私でさえ、それはわかる。

そんなあことを思っていたら、
なんと、今日の２時間ドラマには
あの、岡田奈々さんがでているではないか！
ああ、大映ドラマの象徴的存在！
残念ながらみることはできないが、
なつかしく、ちょっとうれしい。
（ちなみに私は８０年代後半、テレビドラマに育ててもらったというくらい
テレビっ子でした！）

～本日のありがとう～
今日は検診の日。
病院というところはただでさえ、憂鬱にさせられるが
どんより気分の私に、先生は、にっこりとわらって、
手を振ってくださった。
ちょっと救われた。
先生、ありがとうございました。