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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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楽屋の楽屋

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今日から小屋入り!

初めてのOFFOFFシアターは、
その小ささが、売りなのだが、
本当に居場所に困るほどの小ささで、
私たち役者陣は楽屋があるからいいものの
スタッフさんたちは、弁当を食べる場もないくらいだ。

昼時、まだ役者さんたちが到着しない時間、
朝8時半から搬入をしているスタッフさんたちは
楽屋にて昼食。
この、真っ暗な写真が、その楽屋。
つまり、「楽屋」という芝居の、楽屋だ。

右端にいるのが、真(しん)君。
前にうちの芝居に出てくださった役者。
「いくつになったの?」ときいたら
「もう30ですよ~~~」と、ニコニコ答える。
憎めないベビーフェイス。
今日は早朝から手伝いに来てくれた。
そのとなりが、E女史。
昨年のラ・マレアでも、その前のうちの公演でもお世話になった。
左から2番目が、衣装のゆうちゃん。
はじめは「衣装協力」というつもりが、どっぷりお世話になりっぱなしで
私の髪型のことまで知恵と力を貸してくれている。
一番左が、毎度おなじみ、くみさん。
「いつでもネパールへ行く準備はできている!」というような、
いでたちで、今日もガンガンタバコを吸っていらっしゃる。
体に気をつけてね~~。

というわけで、この楽屋も3時間後には、食物が撤去され、
役者4人の隠れ家となった・・・・・

制作の松岡氏は、コンセントと、PCを広げられる場所を探して
始終動き回り、
舞台監督さんも「本番中に居るところがない・・・・」と、
不安な面持ちだ。
裏も狭く、舞台の上ももっと狭いぞ~~~~。

しかし、美術の、わかこ女史はいう。
この狭さがいいのだ、と。
この劇場で、「楽屋」がいい!と、うなった。

なにを、どうコメントしようとも、
なんだか、それを楽しんでくれるスタッフさんたちに感謝。
そして私はどうかというと、
今までの経験上、もっと狭いところもあったので、さほど不自由でもない。
立ったままメイクも大丈夫。
屈強になったもんです・・・・

そして、やはりなんといっても、下北沢で芝居ができるのは嬉しい!!!

明日は本番!
がんばります!・・・・というと、
「頑張るのなんか当たり前なんだよ!」と、お叱りを受けることもあるが、
それでもあえて言おう!
「頑張るぞ!」

~本日のありがとう~
舞台部のE女史が、私が昨年、横浜の芝居に出たときに
自分でもちこんだ、小道具を持ってきてくださった。
数年前のスケジュール帳。
半年以上経つというのに、ありがとうございました。

by 鯨エマ|2009-06-15 22:10

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