もともと、それほど敏感肌ではないが
感想肌、かつ皮膚が薄いので
1日に何度もメイクをしなおすというのが
結構負担になる。
ところが、たとえ1ヶ月公演など
ある程度の長い間、メイクをし続けていると、
肌は鍛えられてゆくらしく
そのうち、皮もむけなくなる。
さて、今回は、「楽屋」という芝居だけに、
私の小道具はメイク用品ばかり。
当然これを使うのだが
集中稽古はじまって2日目、
まだ、肌は無言を保っている。
これが、数日後には悲鳴をあげ、
そして、本番ごろには堪忍して
頑強に、鍛え上げられるという計画。
はたしてうまくいくかしら・・・・
久しぶりにだした、ドウランの箱の中には
旅公演のときに、神戸で撮ってもらった写真がはいっていた。
青年座の旅で、休演日にフェリーに乗ったときのもの。
それから、髪がめちゃめちゃ短かったときの
白黒写真。
もうひとつは、おまもりに入れてあった、
研究所の先輩の写真。
この方には、ほんとうにいろいろ相談にのってもらったが
32歳にして癌で亡くなってしまった。
いまはもう、私は彼女の享年をこえ、
当時描いていたのとはまったく別の演劇道をあるいている。
天国からどんな気持ちで見ているだろう。
明日は通し稽古。
ピリピリしたものが、心の中で波打ち始めている。
そろそろ音声ガイドも作らねば。
では、本日も行ってまいります。
~本日のありがとう~
折込を手伝ってくれている純平君、
どうもありがとう。
本番当日も宜しくお願いいたします。
by 鯨エマ|2009-06-06 10:10
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