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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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15年前

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2月に映画を観に来てくださった方のなかで、
まだお礼をいえていない方がいたので、
八丈島から取り寄せたお酒を持ってご挨拶へ。
(八丈島の焼酎「情島」は、その粋なネーミングもあって
私の周りで大人気!
ついにケースで取り寄せてしまった・・・)

西新宿のバー、マルキイズのお客さんたちだ。
このお店のバイト募集の張り紙を見て飛び込んだのが
15年前。
それから20代の頃は細く長く、働かせていただいた。
お酒のこともまったくわからず、
飲食店で働いた経験もないのに
よく飛び込んだものだと、
今考えるとその無謀さが恥ずかしくなるが、
ママの度量が大きいので
なんとか、おいてもらっていた。

写真は、当時からお世話になっていたお客様たち。
まったく仕事のできなかった当時の私を、笑いのネタにしてくださった。

私なんか、いてもいなくても、全く店は変わらなかった・・・・
だいたい、「ボトルを入れる」とか、「お通しを出す」とか、
喫茶店にはない習慣をまるで知らなかった。
お客さんのお酒を、私が注がなければならない、ということに気がついたのは
この店をやめたあとだった。

「よく、こんな私をやとってましたよね。」
すると、ママは
「私もそんなこと、しらなかったもの。」と。

そして、
「エマちゃん、丸くなったわね。
昔はトゲトゲだったもんね。」

今だって、たぶん私は充分にとげとげしい女だが
20代の頃はひどかったのだろう。
自分のことしか見えていなかったように思う。
・・・って、それはやはり、今も同じだけれど。

写真のオジサマたちとのバカ話の感覚が
とても楽しかった。
お酒を知らなかった20代の頃は、こういうことすらわからなかった。
改めて思う、
お酒を呑めなかった頃に
「酒と泪と男と女」を書いた河島英吾さんは、やっぱりすごい。

~本日のありがとう~
かもねぎショットの芝居を観た。
最近のお茶の間演劇とは、大きく異なる、
観るもののイマジネーションを書き立てる
素敵な舞台だった。
ああ、これぞ、表現!!
いいお芝居、ありがとうございました。

Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2009-03-26 01:01

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