映画の上映活動に際し、契約書をはさんで
話をしなければならないときがきた。
じつは、この手のやり取りが苦手である。
お金が絡むことは、書式で約束を確認しあうのが
当たり前かもしれないが・・・・
たとえば、所属事務所との契約、
これはわかる。
私も気持ちは仕事モードで話しているので
「お互いちゃんとやりましょう!」という
気持ちの確認にもなる。
契約書にまつわる嫌な思いでは・・・・
随分まえになるけれど、
私は3人でルームシェアをしていたことがある。
知らない人同士だった。
当時、私が29歳、もう一人の女性39歳、男性27歳、
39歳の大柄なお姉さんが、
まず、契約書を書こうと言い出し、
彼女いわく「海外では当たり前」なのだそうだが、
私が「でもここは日本よ。」といえないくらいの勢いで、
紙とハンコをもってきた。
契約書の内容はほとんど、お金のことだったが、
それからの1年半、針の筵のような生活を強いられ
なにか意見を言えば
「それは契約書にはかいていないから。」と一喝される日々が続いた。
結局契約の2年間にたらぬうちに、彼女が再婚するということで
同居解消。
ばたばたと、ボロやに引越し、
さむいけど、安心して眠れる地を得た。
契約書・・・・というと、
だからわたしは、あまりいい印象がなくて。
しかしね、これはきちんとやらなければ。
紙切れ1枚、たかが紙切れ、されど紙切れ、
でも、事務的なことばかりじゃなくて、
最後にひとこと、こういうのを足して欲しい。
「せいいっぱい、がんばります!」
これさえ、約束してくれれば、
多少の損害が出たところで、私はきっと、ゆるせるのよ・・・。
(ド素人な発言でごめん)
~本日のありがとう~
稽古場で、お休みの方の代役をやってくださったみなさん、
ありがとうございました!!
本当にたすかります!!!
by 鯨エマ|2009-03-13 18:06
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