K子女史より南天を頂いた。
なんと、御自分で育てられたとか。
ほんとうに、こういうことをマメになさる方がいるんだなと、
驚きと感心を持って、おもわず溜息が漏れた。
さぞかしお忙しいであろう生活の中で、
植物を育てるなどという「ゆとり」をどうしたら持つことができるのか。
「今年は大掃除は愚か、正月の準備もできないかも・・・」と
おもっていた私は、はっとさせられた。
で、この南天について、K子女史は早口で説明してくださったが、
なんだか、大事なところを聞き落としてしまったようなので、
家に帰って調べてみた。
正月飾りにするくらいなのだから
さぞかし、縁起の良い植物なのだろう・・・・はい、エンター(ネットで調べてます)
おお!これ!
南天のど飴の「南天」なんだ!!
某サイトによれば・・・
「難を転ずるという意味があり縁起のよい植物として、
庭の鬼門に植えると火災除けになると言われています。」と。
そうか、火事の多くなるこの季節の装飾には
もってこいというわけか。
さらに
「 お赤飯の上にナンテンの葉を載せることがありますが、
葉に含まれる微量のチアン水素には防腐効果があると言われ
決して飾りだけの目的だけではないようです。
また、お正月飾りとしても赤いナンテンは欠かすことができない存在です。」
とあるじゃあないの!
私の腐りそうな心をフレッシュにし
いろどり鮮やかな大地の恵に気づかせてくれるということか!!
ということは、こんな、麦茶用の瓶に入れていてはいけないかもしれない。
この赤い実を映えさせるのは、塗りの盆であって
麦茶は違うだろう・・・・。
さて、持っていない盆のことは、おいといて・・・
この年末年始は縁起を担ぐ商品がよく売れることだろう。
景気が悪くなると、賽銭箱が豊かになるという
分かりやすい人間の心理。
しかし、しかしです!
今年は、賽銭も入れられない人が、どれほどいることか。
仕事を奪われ、家を奪われ、希望を持つことが
どんどん難しくなっている。
殺伐とした空気の中、せめて、他人を思いやる心だけは
忘れたくない・・・・と、おもいつつ、
私も「赤」といわれて、「南天」よりも、
「三菱東京UFJ」を連想してしまうのだから、
ああ、無情・・・・!
~本日のありがとう~
同僚が、上野動物園で売っているパンダの人形焼を買ってきてくれました。
夜勤のお供に頂きました。
ごちそうさまでした~~~~!!
Trackback(0) Comments(1) by 鯨エマ|2008-12-22 11:11
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