新年明けて最初の1週間は、
なにかと「新年だから・・・」という意識が働き
新しい手帳を使い始めたり、
お守りを買ったり、
私の場合は歯ブラシを取り替えるのが習慣なのだが、
これからの1年を気持ちよくすすめるよう
準備するもの・・・。
(もちろん、何もしない方もいらっしゃるでしょう、
それはそれで良いと思います)
今年は付き添いで言ったものも含めれば、
3箇所の神社で初詣でをしたのだが、
そこで買ったお守りよりも、
もっと私に勇気を与えてくれたものがある。
東京新聞、元旦号の「本音のコラム」
火曜日はルポライターの鎌田慧さんだ。
彼は毎回、社会の日陰に生きる
尊い力にスポットを当て、スピード感のある文体で
「本音」を語られている。
拝読して胸が痛くなること、しばしば。
この日のコラムは
「あけましておめでとうございます」
で始まっていた。
タイトルは「21世紀らしさ」
戦争と虐殺の世紀といわれた20世紀から
新世紀になってもいまだ、戦乱が続き、
平和への道のりの遠さに「絶望感にとらわれる」
と、おっしゃっている。
そんな鎌田さんの文章の最後を抜粋します。
「戦争につながる一切のものにすばやく反応してノーの声を上げる、考えすぎといわれても敏感でいたいと思います。環境問題や社会的な不平等もなかなか解決してませんが、それでも気づいている人が多いのが救いです。今年も元気で行きましょう。」
まだまだやらなければならないこと、
やりたいことが山積みなんだという
彼の心意気が感じられ、勇気を頂いた。
この切抜きが、
今年のバイブル。
» Tags:勇気,
by 鯨エマ|2008-01-07 11:11
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