「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

美への可能性

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午前中からかんじゅく座の稽古。
稽古場に着く前にメンバーの奥様と道で遭遇した。
いつもきれいにしていらっしゃり、感心する。
こんな60代に私はなれるんだろうか。
ま、先のことは考えまい。
今日のことをまず、こなそう。
2時間みっちり声を出して、そのあと疲れを癒しに、ジムへ。

今日は運動ではなくハンドトリートメントへ行こうと思っていた。
が、更衣室のチラシで、またフェイシャルエステの広告を見ると
ふと、迷いが・・・。
手はまた仕事に行くと荒れちゃうもんなあ。
最近女を忘れかけているし、
いかん、もっと心身ともに磨かなければ・・・！
まさに、「チラシが私を呼んでいる」状態。
値段も安くなっていたのが、最後のキーになってしまい
「じゃ、これで。」とお願いすると
速攻、中へ案内された。

「これからお仕事ですか？」
と、エステシャンからお決まりの質問。
美容院に行っても、どこに行ってもこの質問が繰り返される。
仕事を芸能関係の方以外に説明するのは非常に面倒くさい。
仕事の認識が違うもんで、
つまり、稼ぎになっているものなのか、時間を一番割いていることなのか、
転職だと思い込んでいるものなのか、安定しているものなのか、
顔のマッサージをされているときにああだこうだと説明するのが嫌なんだなあ。
でも、今日のエステシャンは、マニュアルロボットではなかったので
簡単にかいつまんで説明した。
「エステには良くいらっしゃるんですか？」
と、また質問が。
「よくは行かないです。」
「今日はなにかご予定が？」
「いや、最近女を忘れているなあと思って。」
これは、彼女のつぼにはまったらしく、
大きくウケて下さった。
ウケるととたんに饒舌になってしまう私。
喋りたくないと思っていたのはどこへやら。
着替えていないことまでべらべら喋ってしまった。
そのうち、蒸しタオルで口をふさがれ、無口に。
気がついたら獏睡していた。（爆睡？）

おきて、鏡を見せてもらった。
75分間リンパをマッサージすると、こんなに顔の形が変わるのか。
私ももう少しキレイになれるのかもしれないと勘違いしたところでお会計。
6300円也。

きれいになったフェイスラインの顔を写メして
ここに載せようかと思ったが、さすがに恥ずかしいので
かわりに今日のかんじゅく座の稽古で使った朗読の本を紹介。
さねとうあきらさんの「地べたっこさま」
小学生のころから愛読している、
読書が嫌いな私でさえ愛読している素晴らしい本。
きれいな顔で朗読してみたいわ。
ちなみにほんの横にいる犬は、フォッシー。
昔、ＮＹで舞台を観たとき、そこのロビーで売られていたもの。
ミュージカルのタイトルをそのままつけた。
帰国したら、普通におもちゃ屋に売っていてがっくりしたけど・・・。

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» Tags：本,

by 鯨エマ｜2007-12-22 22:10