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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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劇団の先輩、そして心のダーリン、名取さん。

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今日は稽古前に青年座の研究生に芝居のアピールに言った。
午前の授業がなかなかおわらず、教室の外でまっていると、
玄関に近いせいもあり、知っている劇団員、知らない劇団員、
次々と私の前を通られた。
「お久しぶりです」というと、
「あら、えま!げんき~~?」と
笑顔を向けてくださるのがうれしい。
教室に入ると20代の熱気がむっと押し寄せる。
30人以上入るだろうか。
この中の何人が芝居を続けてゆくのだろう。
今は試験期間らしいが、点数をつけられる稽古をしている中から
何人が・・・・。

13時から稽古。
通し稽古は、テンポよく進み、メリハリがついてきた。
役者に本当に恵まれた。
プロデュース公演は、役者同士、
年功序列にかんけいなく対等でいられる。
私にとって劇団時代の大先輩である名取さん、
劇団にいたときからお世話になっていたが、
退団後、付き合いが続いている数少ない方の一人だ。
彼の温かさが海千山千を支えてくれているといっても
過言ではない。
いつも黙々と芝居をし、終わるとすぐにビールに走る名取さん。
今回は稽古場でいつもより、口数が多く、よく冗談を飛ばす。
今日は、自分のせりふを「関西弁でやってみていい?」
といい、稽古場全体で大笑いだった。
通しのまえにも
「あそこにいこうよ。」と、
稽古後の飲み約束を積極的にしていた。

今回、6回目の出演になる名取さん、
私にとっては、心の支え、心のダーリンだ。
稽古後、女優3人と、私と名取さんでいつもの店に行った。
私が酒に弱いのを知っているので
自転車で帰ることをしきりに心配する。

奥さんがまっているからと、
みんなより一足先に店を出ていった。

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» Tags:演劇,

by 鯨エマ|2007-11-30 14:02

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