昨日Eesha先生による『ヨーガ哲学 第2回~スートラを学ぼう~』
が開催されました
(今回は真っ白で綺麗なお部屋を借りての開催☆
お勉強…という雰囲気です^^)
第2回でとりあげられたのは『ヨーガ・スートラ』
これは、瞑想を手段として自分本来の姿を知ろうという
ラージャヨーガの教典です
以前から『インテグラル・ヨーガ』は私の愛読書であり
ときに助けられ
ときに涙し
ときに生きるヒントや勇気をいただいてきた本です
本に線を引いて読むのが好きなので
開いてみると、鉛筆やら蛍光ペンやらの線が引いてある…
さぞ読み込んで、熟知しているような雰囲気をかもし出していますが
実際の生活となると、なかなか本の通りにはいかなくて…^^;
今回のお勉強会でも、Eeshaさんのお話を聞くことで
再度ふり返り、ヨーガスートラの知恵を心に刻みなおそうと
そんな思いで主催&参加しました☆
ヨガというと、日本ではポーズをとることをイメージされる方が多いかもしれませんが
このラージャヨーガは、8段階のアドバイスに従っていくことで
“自分の本来の姿”を明らかにしようというもの
その8つのアドバイスが
ヤマ・ニヤマ・アーサナ(座法)・プラーナヤーマ(調気)・プラティヤハーラ(制御)・ダーラナ(集中)・ディヤーナ(瞑想)・サマーディ(三昧)
アーサナやプラーナヤーマはヨガをしているとよく聞く言葉ですが
ヤマ・ニヤマが一番最初に書かれているのは興味深いです
“ヤマ”…社会的な規範であり、やらない方がいいこと
“ニヤマ”…個々人の習慣や態度でやった方がいいこと
その中には
“嘘をつかない”
“盗まない”
“暴力をふるわない”(言葉のうえでも、心にも)
“心と身体を浄化する”
とか…
読んでみると、道徳的なことばかり
「当たり前でしょう?」
と思うことばかりなのに
深く読み込んでいくと
それが意外にできていなかったことに気がつくのです…
私も自分のできていなかったことに対し
反省したり、がっくりと肩を落としてみたり…^^;
昨日の講義でもやはり
「できていないなぁ、とほほ…」
と落ち込みそうになる自分を救ってくれたのが
Eesha先生のこんなお言葉☆
「この8つのガイドラインは
全てを完璧に守らなければいけないものでもないし
できていない自分や他人を責めるためのものでもないですよ
これを知っておくことで、日々の自分の行動を観察し
客観視して観られるようになる
そうすることで、感情にふり回されずに
物事に向かうことができるようになるといいですね」
そう、これは自分を縛るものでも戒律でもなく
私たちが日常をおくるうえでのアドバイス
無意識に日々を過ごすのではなく
知っていることで、立ち止まるきっかけや気づきをくれるもの
“自分本来の姿”を知ることができるのは
まだまだ遠い先のことかもしれませんが
この知恵をお借りすることで
今ここにある日常が
より純粋なものに近づいていきますように…
あらためて、そう思いました
(今まで何度あらためたかわかりませんが^^;)
ということで、次回は
その自分の本質を覆い隠している
『煩悩(クレーシャ)』について学びます
なぜ私たちは、本来の自分の姿が見えにくくなっているの?
第3回も、日々に生かす知恵を学ぶことができそうですね
乞うご期待を…☆
詳細はHPをご覧ください→http://shanta-kumiko.com/lesson/『ヨーガ哲学%E3%80%80第2&3回〜スートラを学ぼう〜/
Trackback(0) Comments(0) by yogini*kumi|2014-06-15 14:02
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