ヨガのレッスンに来てくださる女生徒さんの大半は、肩のこりや痛みを抱えていらっしゃいます。
特にお仕事をされている方は、無理な姿勢からくる疲労がその原因となっているようです。「肩こり」といっても、首の痛みや頭痛、腕のだるさなどにもつながりますので、辛いですね。
今日はそんなときに効果のあるツボをご紹介します。
「こり」とは、筋肉が硬直して硬くなっている状態をいいます。
本来筋肉は、収縮と弛緩を繰り返して運動する組織です。それが疲労や血行不良などにより本来のバランスを崩し、組織の運動を停止してしまうことで、正常な伸び縮みができなくなった状態を「こり」というのです。
後頭部から首の筋肉が「こる」と、頭痛・イライラ感・鎖骨周辺の違和感につながります。
肩から背中辺りが「こる」と、腕が上がりにくい・首が痛いなど、寝違えや筋違いのような痛みを感じることもあります。
今日のツボは「肩井(けんせい)」
肩の痛みやこりの解消に役立ちます。
気の巡りを良くし、首のこわばりからくる頭痛にも効果があります。
場所は肩の上部中央のくぼんだ部分にあります。頭を前に倒してできる首の骨の出っ張りと、肩の山の骨を結ぶ線の中心部辺りです。肩がこったときに、ついつい手がいく部分ですね。
急激な指圧は貧血をおこすこともあるので、ソフトに押してみましょう。人差し指~薬指の3本の指で、やさしく押してあげるとよいでしょう。妊婦の方も、強い刺激は避けてください。
肩こりには、ツボ押しだけでなくヨガやストレッチなどを行うのも効果的です。肩・首・腕・背中の筋肉を大きく動かすような動作を意識して行ってみましょう。腕を大きく振ってお散歩するのもいいですね。
これは身体全体に関して言えることですが、全身の血流の流れを良くし、心身のバランス、姿勢のバランスを保っていくことが大切です。
Trackback(0) Comments(0) by yogini*kumi|2011-06-21 10:10
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