ヨガという言葉には、「結びつける」とか「つながる」
という意味があるけれど
最近ほんとうに、人生のなかで、どんどんどんどん、人や事がつながって
みちびかれてゆくのを感じる。
例えば
昨日お友達になった、Tちゃん。
お友達になれたのは、U先生のヨガの勉強会でたまたま横に座ったから。
U先生の素晴らしい勉強会に、縁があって初めて参加することができたのは
インストラクター友達のAちゃんに紹介してもらったから。
Aちゃんとは、昔のヨガスタジオが突然閉鎖になってから
連絡先がわからなくなってしまっていたのに
ある日突然、B先生のアシュタンガヨガのレッスンで運命的に再開した。
B先生のレッスンを受けようと思ったのは
K先生のワークショップで、アシュタンガヨガの面白さを知ったから。
K先生のワークショップを知ったのは
友人のRさんが「いい先生だよ!」と教えてくれたから。
Rさんとはたまたま日間賀島で一緒になって…
…。
こんな風に、どんどんどんどん、さかのぼっていくときりがないくらい。
思い出せる限りでも、1年も2年も前の、ほんのささいな出来事が
今ここに、つながっている。
そして今の自分があり、今のおかれた状況がある。
例えば自分の夢があって、それに向かって歩いているときに
今日この一日は、その夢に向かうための大切な一日だという。
最近よく読んでいる、パトリス・ジュリアンさんの言葉を借りれば
「人生とは長い一本の道で、道の間には空っぽの途切れ目なんてひとつもない」
のだって。
なんでもないように思える一日でも、実はとても意味をもっていたりする。
(後からわかることのほうが、多いかもしれないけれど…)
そして最近、強く思うこと。
その出来事の一つ一つは、自分で「こうしよう!」と思って起こした行動ではないということ。
つまり、すべてのことは、もうここに準備されていて
そしてその方向へとみちびかれているということ。
日々を生きていると、いろんな悩み事や迷いにぶつかったりして
「どちらがベストな選択なんだろう?!」
って、すごく悩むときもあるけれど
きっともう自分に必要な道は決まっていて
ちゃんとその方向につながるようになっているように思う。
意外と、迷う必要はないのかもしれないなんて、そう思うようになった。
(とはいっても、まだまだ沢山悩むけれど…。)
世界はちゃんと、バランスよくいろんなことが進んでいて
こんなちっぽけな自分が、今ここにある自分の小さな悩みを
自分でコントロールしようとしても、それは小さなあがきなのかもしれない。
うまく進むときは、ちゃんと進んでいくし
うまく進まないときは、今はうまく進まないときだということ。
たとえうまく進まなくても、そのままず~っとどん底…っていうことはきっとなくて
自分の経験上だと
すごく辛かったときも、もがきながらでも生きていたら
少しずつ浮いてきたりして、ちゃんと今ここで生きていられる。
世界はちゃんと、バランスがとれている。
だから、そのバランスのなかで、自然体に生きていたら
きっといい方向に進んでいくのだと思う。
ゆだねること。
信じること。
自分を、世界を…。
Trackback(0) Comments(0) by yogini*kumi|2012-08-06 18:06
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