今日も恒例の、早朝坐禅。
明け方の寒さもやわらぎ、5時には明るくなり始めているので、随分と起きるのが楽になってきました。
冬は、辛かった~^^;
先週は満開だったしだれ桜も、昨日の雨で、だいぶ散ってしまったようです。
先週の桜
↓
今週の桜写真だとわかりにくいのですが、所々に葉が出始めています。
木の下には、花びらの絨毯が敷き詰められていました。
今日は住職さんがこんなお話をしてくださいました。
「桜もそうですが、どんな植物でも、花が咲く一番いい時期は短いもの。
その他の時期は、風雨に耐え、虫に葉を食べられながらも、じっと耐えています。
それでも大地に根っこを張って、生きている。
そうして、来年もまた綺麗な花を咲かせてくれるのです。」
「人間も同じ。お化粧をしたり綺麗な服を着たり…いくら外見を繕っても、中身がしっかりとしていないと、いざ逆境に遭遇したときに、簡単に折れてしまう。」
というお話でした。
根を張るように、一歩一歩積み重ねることが大切。
あらためてそう感じたと共に
「来年もまた綺麗な花を咲かせてくれるのです。」
という言葉が、印象に残りました。
そうか、いつも花を咲かせていなくてもいいんだ!
「花の時期=人生のいい時期」
調子のいい時、気分のいい時、体調のいい時、笑顔でいられる時…
そんな時が、いい時だと思っていました。
正確に言えば、いつもそうでないといけないような気がしていました。
でも、笑顔でいることが辛いときもあれば、身体のどこかが不調なこともある。
我慢しなくてはいけないこともあるし、いろ~んなことがある。
それでも、じっと根を張って、風雨(困難)に耐えていたら
「きっとまた、花が咲く時がくる」
焦らなくてもいいんだなぁ。
いつも好調でなくてもいいんだなぁ。
今何かしら迷い道にいても、きっと大丈夫。
またすぐに、あなたの、私の、花が咲きます(◎^^◎)
Trackback(0) Comments(2) by yogini*kumi|2012-04-12 19:07
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