今日は週に一度の坐禅の日。
朝6時前はまだ薄暗く、肌寒い。
夏から秋、そして冬へと季節が流れているのを感じます。
今日の住職さんのお話は、「ぐうたらな生活は愚痴を生む」
お部屋にあるカレンダーの、今月の標語なのだそうです。
一日目標もなく、だらだらと過ごしていると、目を向けなくてもいいような小さなことに不満を抱いたり、文句を言いたくなったり、余計な心配事をしていたり・・・。
そんな経験はありませんか?
目的を持って、何かに向かって生活していると、心がそちらに集中して雑念がわかなくなる、愚痴もなくなる。とのことです。
坐禅にも同じことが言えます。
一つのこと(それは自分の呼吸であったり、眉間一点であったり、様々な場合がありますが)に集中していると、頭の中の雑念が次第に薄れていきます。考え事で散漫になっていた頭の中が、静かになり、整頓されていくようです。
日々の生活の中でも、何か集中できることを持つといいかもしれません。
たとえそれが、大きな目標でなくてもいい。
「今日は○○をして過ごそう」とか
「家族のためにおいしいご飯を作ろう」とか
自分のために、誰かのために、目的を持って行動すること。
それが日常の中で、ちょっとしたエッセンスとなって、生活にハリが出るかもしれませんね。
Trackback(0) Comments(2) by yogini*kumi|2011-10-20 10:10
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)